「怖い」「大きな陰謀の予感?」二条市場近く"ナゾの貼り紙"…SNSで話題【札幌】

札幌市中央区で誰が何のために貼ったのかわからない“ナゾの貼り紙”が複数見つかっていて、SNSで話題になっているんです。
その真相を探っていきましょう。

ナゾの貼り紙が…

観光客で賑わう二条市場から一本先の電柱に貼られているのがこのナゾの貼り紙。中央には黄色いトラの様な顔に、目は赤く、大きく口を開けています。その上の部分には「20:38」の文字、時間を表しているのでしょうか。そして下には大きく「忘れない」との文字が…。

貼り紙の大きさは縦13センチ、横8.5センチで差ほど大きなものではありません。
電柱を管理している電力会社などは、貼り紙について把握していないと言います。

このナゾの貼り紙が「怖い」「大きな陰謀の予感」とSNSで話題になっています。

この独特な絵について絵画の専門家に分析してもらいました。

川口 浩 教授:「髪の毛みたいなものが逆立っていますよね…怒ってる?目も赤いですしね」

よく見てみると絵の下の方には、人間らしく物が描かれていました。

川口 浩 教授:「物語があるんでしょうね、作者には。そうじゃないとこういう絵を描かないですから」

更に先ほど貼られていた場所から、少し離れたところにも貼られていて、この東2丁目通りに、4か所ほど見つかっています。
貼られていたのはススキノのはずれの一角に限られているんです。

紙が貼られていた近くで店を営む人は「あまりいい気持ちはしないかもしれないですね」「気持ち悪いですよね」と言います。

この通り沿いで20:38分に起きた何らかの出来事を忘れないと訴えているのでしょうか?

心理学の専門家は「何らかのメッセージ性をはらんでいるというよりは、自己表現の範囲ではないか。紙もそんなに大きい紙ではなく、貼る場所もすごく多くの人の目に触れさせようと思えば、もっと大きな紙にしたりみんなの目に入る場所に貼ったりすると思う。それをしてないのは貼ることによって、自分の気持ちがすっきりすればいいという行為ではないかと思います」

自己表現なのか…何らかのパフォーマンスなのか…ナゾが深まるばかりです。

*みんテレ9月15日OAのものです

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