祝!西九州新幹線開業 “グルメフェス”盛況 諫早に地元と島原半島の食

多くの来場客でにぎわった「諫早&島原半島グルメフェスティバル」=諫早市、中央交流広場

 西九州新幹線が開業した23日、長崎県諫早市と島原半島3市の飲食店が、自慢の料理で市民らと一緒に祝う「グルメフェスティバル」が諫早市東小路町の中央交流広場であった。出店した46のブースには多くの客が並び、お目当ての料理に舌鼓を打った。
 市民有志でつくる同フェス実行委主催。午前11時、県立諫早農業高の諫農肥前太鼓部による和太鼓演奏に合わせて開幕した。
 同市長田町のジェラート店「ジャージーファーム」は、この日に合わせ新商品「紅天神ジェラート」を開発。ジャージーミルクを使ったジェラートに、同市天神町の滝キャロットファームが生産したブランドニンジン「紅天神」のペーストを合わせた紅白の「新幹線かもめカラー」のジェラートで、めでたさを演出した。
 島原市の豚肉専門飲食店「しゃぶしゃぶだいにんぐ舞豚」の中村臣助社長(46)は「開業を機に、島原半島と諫早市が一体になったイベントを地元でも開催できれば。島原方面にも新幹線利用客に足を運んでもらえるよう、積極的にPRしていきたい」と期待感を示した。


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