香港、指定ホテルでの検疫義務を撤廃

香港政府は、中国本土とマカオ以外からの入境者に課していた、指定ホテルでの検疫義務を、9月26日午前6時から撤廃する。

航空機の出発予定時刻48時間以内に受検した、PCR検査による陰性証明の提示義務も変更し、同24時間以内に受検した迅速抗原検査の陰性証明を、オンライン健康申告時に登録する必要がある。検査は医療機関以外、各自で検査したものも認める。香港到着時にはPCR検査が実施されるものの、空港で検査結果を待つ必要はなくなる。

自宅やホテルへの移動のため、公共交通機関を利用することはできる。入境後3日間は医学観察期間で、外出は可能となるものの、指定施設への入場はできない。医学観察期間は入境3日目の午前9時に終了する。医学観察期間終了後、4日間は自己観察期間となる。医学観察期間と自己観察期間には、各自で毎日迅速抗原検査がもとめられるほか、入境後3日目、4日目、6日目にPCR検査を行う必要がある。

また、同日からは、中国本土とマカオからの検疫免除での入境可能者数の上限も撤廃する。香港非居民へのワクチンの完全接種要件は維持される。

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