【高校野球 神奈川秋季大会】横浜が決勝進出、4年ぶり関東切符 コールドで創学館下す

【横浜―横浜創学館】4回裏横浜無死満塁。井上の中前適時打で二走緒方が生還=サーティーフォー保土ケ谷(立石 祐志写す)

◆横浜11―1横浜創学館(5回コールド)

 神奈川県高校野球秋季大会(県高野連主催、神奈川新聞社など後援)は25日、サーティーフォー保土ケ谷球場で準決勝が行われた。第2試合は横浜が11―1の五回コールドで横浜創学館を下して決勝進出を果たし、4年ぶり24度目となる秋季関東大会(10月22日から埼玉県)の出場権を獲得した。

 横浜は初回に押し出し四球の後、萩宗久(2年)の適時打などで計3点を先制。三回にも上田大誠(1年)が2点タイムリーを放つなど、毎回得点を重ねた。先発したエース杉山遥希(2年)は5回5安打1失点だった。

 今夏の全国選手権大会に出場した横浜は投打の主力が多く残り、秋は全5試合で2桁得点をマーク。夏にベンチ入りメンバー外だった選手も台頭し、危なげない戦いで勝ち進んできた。

 横浜は27日に同球場で行われる決勝(試合開始午後1時)で、慶応と対戦する。

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