スーパーフォーミュラ・ライツ第18戦は太田格之進がポール・トゥ・ウインでシーズンを締めくくる

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第6ラウンドは9月25日、岡山国際サーキットで今季最終レースとなる第18戦の決勝が行われ、ポールポジションからスタートした太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)が1コーナーの攻防を制し、今季4勝目をマーク。シーズンを締めくくった。

 午前に行われた第17戦で小高一斗(Kuo モビリティ中京 TOM’S 320)のチャンピオンが決まった2022年のスーパーフォーミュラ・ライツ。GTワールドチャレンジ・アジアの決勝レース等をはさみ迎えた14時05分からの第18戦は、今季最後のレースとなった。

 第16戦の順位でグリッドが決まっていた第18戦だが、晴天のもと迎えたスタートでは、2番手スタートの木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)が今回はスタートを決め、ポールポジションの太田に並びかけていく。第16戦の再現のようなシーンとなったが、今度も太田がトップをキープしていった。

 一方、1周目のアトウッドカーブでは4番手スタートだった野中誠太(PONOS Racing TOM’S 320)が小高のインを突き3番手に浮上。さらに木村に近づいていった。しかし、ここまでの2戦でほとんどオーバーテイクが生まれなかったように、今回も上位陣は接近するものの順位変動は生まれず。太田がトップでチェッカーを受け、今季4勝目を飾った。

 2位は木村で、3位には第14戦もてぎ以来となる表彰台となる野中という結果に。小高は4位、5位は平良響(Kuo モビリティ中京 TOM’S 320)、6位は古谷悠河(Deloitte. HTP TOM’S 320)とTOM’S勢が続くことになった。

 マスタークラスはオープニングラップは今田信宏(JMS RACING with B-MAX)がリードしていたものの、その後DRAGON(TEAM DRAGON B-MAX 320)が先行。もてぎでの第13戦以来となる勝利を飾った。

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第6大会

第18戦岡山国際サーキット 決勝結果

Pos. No. Driver Car Engine Laps Grid

1 2 太田格之進 HFDP WITH TODA RACING スピースA41 18 1

2 1 木村偉織 HFDP WITH B-MAX RACING スピースA41 18 2

3 35 野中誠太 PONOS Racing TOM’S 320 トムスTAZ31 18 4

4 37 小高一斗 Kuo モビリティ中京 TOM’S 320 トムスTAZ31 18 3

5 38 平良響 Kuo モビリティ中京 TOM’S 320 トムスTAZ31 18 6

6 36 古谷悠河 Deloitte. HTP TOM’S 320 トムスTAZ31 18 7

7 10 元嶋成弥 Kデンタルオフィス Rn スピースA41 18 8

8 50 菅波冬悟 Byoubugaura B-MAX Racing 320 スピースA41 18 5

9 98 R.メリ B-MAX Racing 320 スピースA41 18 9

10 30 DRAGON(M) TEAM DRAGON B-MAX 320 スピースA41 18 11

11 4 今田信宏(M) JMS RACING with B-MAX スピースA41 18 10

天候:晴れ 路面:ドライ
ファステストラップ:木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING) 1’23.492 7/18

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第18戦岡山 スタート直後の攻防
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第18戦岡山 太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第18戦岡山 野中誠太(PONOS Racing TOM’S 320)
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第18戦岡山 元嶋成弥(Kデンタルオフィス Rn)
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第18戦岡山 優勝した太田格之進と握手を交わす野中誠太
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第18戦岡山 DRAGONと今田信宏の争い

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