気象庁の9月28日午後6時の実況によると、台風17号(クラー)は日本の東を1時間に35キロの速さで東北東に進んでいる。今後の進路予想について気象庁の予報に加え、米軍合同台風警報センター(JTWC)の見方も参考にまとめた。⇒台風18号発生か…気象庁の進路予想は
気象庁の進路予想
台風17号は28日午後6時現在、中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速30メートル、最大瞬間風速は40メートル。中心から南東側150キロ、北西側110キロは風速25メートル以上の暴風域になっている。29日午前0時には日本の東をさらに北東へ進むとみられる。今後速度を上げながら北東に進み続け、29日午後6時には日本のはるか東で温帯低気圧に変わるとみられる。
⇒台風18号発生か…気象庁の進路予想は
予想される勢力は29日午前6時が中心気圧975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速(最大瞬間風速)は30メートル(45メートル)、29日午後6時は970ヘクトパスカル、35メートル(50メートル)の見込み。
米軍(JTWC)の見方は(※参考)
米軍合同台風警報センター(JTWC)のサイトを調べてみると、 台風17号は29日も北東寄りに進んで、日本から離れていくとみているようだ。
中心付近の風の強さの予測
9月29日午前3時:36m 9月29日午後3時:39m
「クラー」の名前の由来
台風の名前は、「台風委員会」で各加盟国などが提案した名前が140個用意されており、発生した順につけられる。「クラー」の命名国はタイで、タイ語で「バラ」を意味する。