〈なおえつうみまちアート2022〉、会期終了、〝すてきな街〟表現達成、「来年もやろう」の声

 上越市の直江津市街地を舞台に8月20日から開かれてきたアートイベント「みんなでつなごう なおえつ うみまちアート2022」が25日、閉幕した。メーン会場となった直江津屋台会館(同市西本町4)には、終了間際まで鑑賞客が訪れた。

目的達成の喜びと来年に向けての思いを胸に記念撮影に臨む実行委員ら

 昨年の「うみまちアート」で芽生えたアートに対する感覚や人のつながりを継続したいと、直江津地区の市民有志を中心に実行委員会を立ち上げ、展示計画や関連イベントを準備してきた。直江津の市街地を巨大な水族館に見立て、魚をはじめとする海の生き物をモチーフにした作品を集めて展示するなどした。
 同日、実行委員や関係者が集まり閉会式が行われた。重原稔実行委員長(三野屋菓子店)は「みんなの街を思う気持ちが集まった結果『みんながつながるすてきな街、直江津』が表現できた。あらためて、この街に生まれて良かったと感じた」と述べた。関係者からは「来年もやろう」という声が上がった。

直江津屋台会館前の作品には、終了間際まで鑑賞客が訪れた

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