27日に日本代表と対戦するエクアドル代表。前に戦ったのは2019年、コパ・アメリカのグループステージ第3節だった。
今回はそのスターティングメンバーを振り返ってみよう。
GK:川島永嗣
クラブ:ストラスブール
現所属:ストラスブール
GKには川島永嗣のほか、小島亨介と大迫敬介が招集されていた。第1節では大迫敬介、そして第2節と第3節では川島永嗣が先発出場している。
右SB:岩田智輝
クラブ:大分トリニータ
現所属:横浜F・マリノス
このコパ・アメリカの第2節であったウルグアイとの試合でA代表デビューを飾った岩田智輝。これを含めて4capを保有しているが、東京オリンピックのメンバーからは漏れている。
CB:植田直通
クラブ:セルクル・ブルッヘ
現所属:ニーム・オランピック
このコパ・アメリカでは主力のセンターバックとして3試合全てに出場したパワフルDF植田直通。当時はセルクル・ブルッヘに所属していたが、後にフランスのニームへと移籍している。
CB:冨安健洋
クラブ:シント=トロイデン
現所属:アーセナル
今やアーセナルに所属して日本のサッカーを引っ張る存在となった冨安健洋であるが、この時点ではまだベルギーのシント=トロイデンでプレーしていた。ここからボローニャへ移籍し、さらに昨年イングランドへと渡ることに。
左SB:杉岡大暉
クラブ:湘南ベルマーレ
現所属:湘南ベルマーレ(※鹿島アントラーズからの期限付き)
東京オリンピックの候補メンバーであった杉岡大暉。このコパ・アメリカでA代表に初招集を受け、初戦のチリ戦からプレーしていた。ただその後鹿島アントラーズへの移籍でポジションを奪えず、五輪本大会出場はならなかった。
CMF:柴崎岳
クラブ:ヘタフェ
現所属:レガネス
このコパ・アメリカのチームではキャプテンを務めていた柴崎岳。スペインに移籍してからはなかなか活躍のニュースが聞こえなくなったが、今もレガネスでレギュラーを務め、コンスタントにプレーしている。
CMF:板倉滉
クラブ:フローニンゲン
現所属:シャルケ04
2019年にマンチェスター・シティと契約して話題を集め、フローニンゲンへのローン移籍で欧州での経験を積んだ。そしてこのコパ・アメリカでは第2節のウルグアイ戦から起用されている。どちらもボランチでのプレーだった。
右MF:三好康児
クラブ:横浜F・マリノス
現所属:アントワープ
このコパ・アメリカがA代表での初招集となった選手の一人である三好康児。第2節のウルグアイ戦では25分と59分にゴールを決める大活躍を見せて大きな話題になった。大会後にアントワープへと移籍して海外に挑戦している。
左MF:中島翔哉
クラブ:アル・ドゥハイル
現所属:アンタルヤスポル
このチームの「10番」だった中島翔哉。日本代表のエースとして期待されたドリブラーは、ポルトガルで大活躍を見せたあと、どういうわけかカタールリーグのアル・ドゥハイルへと移籍し、このコパ・アメリカ後にどういうわけかポルトに移籍している。このエクアドル戦では15分に先制点を奪取した。
攻撃的MF:久保建英
クラブ:FC東京
現所属:レアル・ソシエダ
このときはまだ18歳だった久保建英。横浜F・マリノスとFC東京で衝撃を与えるプレーを見せ、このコパ・アメリカで初めてA代表でのスタートを切った。チリ戦で初先発し、3試合すべてで出場している。
FW:岡崎慎司
クラブ:レスター・シティ
現所属:シント=トロイデン
多くの選手にとってはコパ・アメリカが最初のA代表だったが、岡崎慎司にとってはこの大会が今のところ最後のA代表となっており、このエクアドル戦が119試合目のプレーだった。