「一つでも多く、みんなの思っていること実現できるように」土石流災害復興に住民意見反映を ワークショップ最終回=静岡・熱海市

静岡県熱海市で起きた土石流災害で被災した人や伊豆山地区の住民を対象に、今後の生活再建に向けて意見を聞くワークショップが開かれました。

2022年5月から開かれているこのワークショップは熱海市が主催し、被災した伊豆山地区の住民の意見を幅広く聞くことで復興まちづくり計画に反映することを目的としています。

ワークショップは今回が最後で、「これからの伊豆山でできること」をテーマにコミュニティバスの運行や避難路整備など、より具体的なアイデアが話し合いが行われました。

<自宅が被災した中島秀人さん>

「行政の方にはすごい多くの項目があると思うんですが、すべてやってくれというのは無理だと思います。一つでも多くみんなの思ってくれる事が実現するようにやっていただけたらと思います。」

熱海市は、今回出されたアイデアを実際の事業計画に反映していけるよう検討したいとしています。

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