【新日本】オスプレイがフィンレーを返り討ち!US王座防衛後、内藤とザックが挑戦表明しイギリスで挑戦者決定戦を提案

新日本プロレスは9月25日(日)、兵庫・神戸ワールド記念ホールにて3,150人の観衆を集め、「バーニング・スピリット」最終戦を開催した。

バーニング・スピリット
日時:2022年9月25日(日) 14:30開場 16:00開始
会場:兵庫・神戸ワールド記念ホール
観衆:3,150人

メインではIWGP USヘビー級選手権が行われ、王者ウィル・オスプレイにデビッド・フィンレーが挑戦。

試合は激闘の末、オスプレイが勝利し2度目の防衛に成功した。

<試合結果>

第9試合 60分1本勝負
IWGP USヘビー級選手権試合
<第16代チャンピオン>
ウィル・オスプレイ ○
vs
<チャレンジャー>
デビッド・フィンレー ×
28分22秒 ストームブレイカー→片エビ固め

※オスプレイが2度目の防衛に成功

試合後、リング上に内藤が現れ次期挑戦をアピール。

そこへすかさずザック・セイバーJr.も登場し、同じくオスプレイに挑戦表明し、イギリス大会での挑戦者決定戦を提案すると、これを内藤も承諾。

王者オスプレイはあっ気にとられながらも「ナイトーでもザック・セイバーJr.でもどっちでもいいぞ。でも、オスプレイがベスト・チャンピオンだ!」と大会を締め括った。

➡次ページ(試合後バックステージコメント)へ続く

<写真提供:新日本プロレス>

■試合後バックステージコメント

内藤「この行動が、果たして(1.4)東京ドームのメインイベントに続くかどうか……おそらく答えは“NO”でしょう。“NO”だと思うよ。でも、だからといって、じっとしてるわけにはいかないよ。じっとしてたらそれこそ、GAME OVERだからね。それにしてもザック・セイバーJr.は、いちいちいちいちうるさいなぁ……。俺、英語よくわかんないからさ、何言ってるか、あんまり理解できなかったけど、ザック・セイバーJr.を倒したうえで、ウィル・オスプレイを倒す……なかなか面白そうだね、カブロン!!」

オスプレイ「なぜ俺が世界最高なのかわかるか? NJPW、WARRIOR WRESTLING、REV PRO、NJPW STRONG、AEW……あらゆる団体のリングで、俺は誰よりも素晴らしいパフォーマンスを残している! 俺のレベルを超えられる人間はいない! でも今夜、俺のレベルにマッチした人間が一人いた! デビッド・フィンレー! ブラーブ! マイ・ゴッド、とんでもないパフォーマンスだった! あの野郎に失神される寸前だった! 指が壊れてるかもしれない。診てもらった方がいいかもな……クソッ……。毎回言ってるが、俺たちのチーム、UNITED EMPIREは最高だ。今、オージー・オープンがアメリカのSTRONG無差別級タッグチャンピオンで、ロンドンで(AEWの)FTRと闘う。ジェフ・コブ、アーロン・ヘナーレ、グレート-O-カーンは身を削って頑張ってくれている。それに俺たちには素晴らしいベテランであるTJPに、大金持ちのギデオン・グレイ、未来のスター、フランシスコ・アキラがいる。そんなユニットのトップに立って率いているのは、BIG BILLY BOLLxCKS! BILLY GOATだ! みんな心配しないでいい。俺に全て任せてくれればいい。俺が世界最高の理由なら他にもある! 俺は休まない! 休まなくても常にコンディションをキープしてる。この指だってテーピングを巻けば大丈夫だ。ロンドン大会でシングルマッチを要求する。相手は誰でもいい。『ROYAL QUEST Ⅱ』だ。地元の俺にとって楽しい試合になるぞ! イギリスのみんな、ニュージャパンに俺がどれだけのスターなのかわからせてくれ。もうすぐ世界は、俺がトップのニュージャパンを目撃することになるんだ。アメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドに続いて、ニュージャパンを南アフリカにも進出させるよ! ホホジロザメを生で見たいな。サメってカッコいいよなぁ! ナイトーでもザック・セイバーJr.でもどっちでもいいけど……このベルトを象徴するのは、アメリカ国旗ではなくて“ハードワーク”だ。ボーイズ、素晴らしい勝負をしてくれよ。挑戦を待ってるぞ。さて、これからは俺はどうすると思う? トーキョーに帰るんだ! ニュージャパンのファン、UNITED EMPIREの応援本当にありがとう。君たちはハイレベルのプロレスってものが何かよくわかっているよ。俺たちは未来だ。じゃあまたな、バカども!」

ザック「(※オスプレイがコメントを出し終わって引き揚げた頃合いを見計らってやって来て、まだテーブルに残されていた缶ビールの栓を開けて)オツカレ! 3週間見続けてきたナイトーの不細工な顔ともこれでおさらばだ! このシリーズ中にはプランは何もなかったけど、今日、降って沸いたように俺の元に浮かんできたよ。俺の元々のプランはIWGP USヘビー級のベルトを『ROYAL QUEST Ⅱ』で獲ることだった。でも、それは実現しなかった。だけど、これで少なくとも俺はイギリスに帰って、あのナイトーの顔面を破壊してやれるよ! 試合のあとは真っ直ぐパブに行くよ。最高のプランだ。最高だ。ナイトーの顔面を破壊して、IWGP US ヘビー級王座の挑戦権利を獲得するんだ。でもどうせなら、俺がウィル・オスプレイとアメリカでUSベルトを懸けて闘った方が理にかなってると思うけどな。俺はこの3年間、ずっと日本で生活してきた。日本はもう俺のホームだよ。だけど、また海外を飛び回る生活が戻ってきた。ビリー・ボーイ、WILLIAM THE WANKERER……あのバカは世界中を飛び回ってベルトを収集する気でいるのか? まさか。俺のパスポートはもうバックパックの中に入っていて準備もバッチリだ。USベルトを持ってのZSJ世界ツアーが今、始まろうとしてるぞ。バイバーイ」

<写真提供:新日本プロレス>

© 株式会社リアルクロス