新イメージ図も公開 駅に高架で広電 乗り入れ 変わる広島駅 工事現場に潜入 2025年開業へ

小林 康秀 キャスター
「JR広島駅です。駅ビルの建設工事が進んでいます。この塀の中、今、どのようになっているのか、きょうは報道公開があるということで、この中に潜入してみたいと思います」

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去年3月の駅ビル建設工事の着工後、初めて工事現場が報道公開されました。

小林 康秀 キャスター
「全体が見渡せます小高い場所までやってきました」

「今、わたしがいる場所は、このイメージパースの電車のこのあたりにわたしはいます」

「駅前大橋のほうから広島電鉄の電車がこちらにやってきて、高架でつながってくるちょうどこのあたりということになります。太い柱が見えますが、こういった柱が何本も立って、高架で広島電鉄の電車をこちらに運んでくる、そういった場所になっているんですね」

広島駅に乗り入れる路面電車の高架を支える柱は太さ4.5メートルほど。駅前大橋付近の工事も進んでいます。

小林 康秀 キャスター
「今、こちらの方向を見ているが、この商業施設の建物が7階部分までできているということです」

「あと2つ、フロアができて、9階建てになるということですが、上のフロアは映画館」

「高いので、ちょうどクレーンのお尻くらいの高さ、エールエールA館と同じくらいの高さになるということです」

ショッピングセンターやシネマコンプレックスが入る駅ビルの工事は30%ほど進んでいるそうです。

小林 康秀 キャスター
「わたしの後ろ、東側のビル『JPビルディング』側も9階建ての商業施設ができて、さらにその向こうに20階建てのホテルも建設されることになっています」

「そして、わたしの後ろに壁が見えると思います。壁の向こうがJR在来線の中央改札口、自由通路ということになっていまして、広島電鉄が乗り入れますと、ここがぶち抜かれて、一体的なアトリウム空間になるということです」

姿を現した駅ビルの様子に街づくりを話し合う地域のみなさんも期待が高まります。

広島駅前通り周辺まちづくりを考える会 岡野 泰明 会長
「たいへん大きな変貌をするということで、外来者にも地域の住民にとっても優しい街にしたいと思っている」

600億円が投じられる広島駅南口の整備…。開業は2025年春の予定です。

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