健康で豊かな社会実現のため東北大学と富士通が戦略提携 高度医療と最先端技術を連携

東北大学と富士通は、高度医療と最先端技術を連携させ健康で豊かな社会の実現を目指す戦略提携を結びました。

仙台市青葉区で行われた調印式には、東北大学の大野英男学長と冨永悌二病院長、富士通の堤浩幸執行役員の3人が出席しました。 今回結ばれた戦略提携では、東北大学病院の持つ患者データや基礎研究資料と、富士通の最先端技術を連携させ持続可能な医療現場を目指します。

具体的には人工知能=AIを活用し、東北大学病院の持つ膨大な診療データから疾患の可能性を検知して事前予防を強化したり、健康増進などに役立つデジタル技術の開発を進めたりするということです。

東北大学病院冨永悌二病院長「富士通さんのような非常に大きい企業と一緒に、新しいこれからの医療を考えていける。我々のやってきた医療、やっている医療を新しい創造の場にしてほしい」

東北大学と富士通は、次世代の人材育成なども行っていく方針です。

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