「アドベンチャーワールド」や「ポルトヨーロッパ」などのテーマパーク、熊野古道や和歌山城などの歴史あふれるスポット、千畳敷や白良浜などの絶景スポット……。和歌山を観光したことがある方なら、一度は訪れたことがあるのではないでしょうか？
今回は、「定番スポット以外の和歌山の魅力を知りたい」、「人とは違う観光スポットを訪れたい」という方におすすめしたい、和歌山の穴場をご紹介します。
【和歌山観光の穴場】絶景を楽しめるスポット9選
1.【田辺市】天神崎
「天神崎」（和歌山県田辺市天神崎）は、“和歌山のウユニ塩湖”と言われている今話題の絶景スポット。条件が合うと水面が鏡張りになり、フォトジェニックな写真を撮ることができますよ。天候によって見える景色が異なるため、公式HPなどでチェックしてから訪れることをおすすめします。
【入場料】
無料
【スポット情報】
■住所：和歌山県田辺市天神崎
2.【田辺市】龍神の吊り橋
龍神の吊り橋（和歌山県田辺市龍神村龍神）は、和歌山県の道の駅・龍神のそばにある吊り橋です。龍神の吊り橋は、道の駅から「皆瀬神社」に続いています。木製の橋は大変趣があり、足元の隙間が広く、王道的な“吊り橋”といえそうです。落とし物にはくれぐれも注意しましょう。
【入場料】
無料
【スポット情報】
■住所：和歌山県田辺市龍神村龍神170-3
3.【田辺市】龍神村のそば畑
和歌山県田辺市龍神村では秋になると、飲食店「そばと農園 和わく」（和歌山県田辺市龍神村甲斐ノ川）の前にあるそば畑や「南部高校龍神分校」、「殿原」などでそばの花が楽しめます。地元産のそばを食べることもできるので、ぜひランチに味わってみてはいかがでしょうか。
【料金】
無料 ※散策自由
【スポット情報】
■住所：和歌山県田辺市龍神村甲斐ノ川443
4.【紀美野町】紀美野町立 みさと天文台
県内でも星がキレイな場所として人気の「みさと天文台」（和歌山県海草郡紀美野町松ケ峯）。大阪からは車で約2時間と立地も◎。肉眼で満点の星空を楽しむことができ、人気の天の川が見られる時期は夏・秋・冬で快晴の日といわれています。星がキレイに見られる月齢や詳細については、公式HPまたは施設に問い合わせてみてください。
【料金】
【プラネタリウム・全天周映画上映】一般500円、小中高100円、未就学児は無料
【星空ツアー NeXT】一般1,500円(12月～2月は1,000円) 、小中高200円、未就学児は無料
【スポット情報】
■住所：和歌山県海草郡紀美野町松ケ峯180
■定期催し実施時間：
・プラネタリウム・ライブ解説（土日祝のみ）14:30〜
・3Dシアター宇宙の旅（土日祝のみ）15:30〜
・全天周映画上映（土日祝のみ）16:30〜
・星空ツアー NeXT 1回目19:30〜
・星空ツアー NeXT 2回目（金土のみ）20:30〜
※6〜7月はすべての催しの時間が30分遅くなります。
■定休日：月曜日、火曜日（祝日除く）
5.【紀美野町】生石高原
標高870mにある「生石高原」（和歌山県海草郡紀美野町中田）は、なだらかな山あいに広がる野原。10月～11月下旬になると一面にススキが広がり、絶景を楽しむことができます。近年和歌山のフォトスポットとして注目されています。道中は、狭い山道の運転になるので注意しながら訪れましょう。
【入園料】
無料
【おすすめの時期】
10月～11月下旬
【スポット情報】
■住所：和歌山県海草郡紀美野町中田899-29
6.【由良町】白崎海洋公園
“日本のエーゲ海”と呼ばれている「白崎海洋公園」（和歌山県日高郡由良町大引）は、真っ白な海岸が話題の絶景のスポットです。海沿いにあるためドライブにもぴったり！ 由良町は和歌山県の真ん中に位置するため、山や海に囲まれた自然豊かな景色を楽しむことができます。
【入場料】
無料
【スポット情報】
■住所：和歌山県日高郡由良町大引960-1
※営業時間と定休日は公式HPでご確認ください。
7.【有田川町】蔵王橋
蔵王橋（和歌山県有田郡有田川町沼）は、二級河川有田川の二川ダム湖の上に架かる赤い吊り橋。鉄骨の隙間から全長160mの橋の下を覗くと水面が見えてスリル満点です。蔵王橋はスリルがあるだけでなく、春には二川ダム湖沿い約4kmに、約1,000本もの桜が咲き誇ります。エメラルドグリーンの水面と周りの山々を眺めながら、絶景の空中歩行を楽しんでみては？
【入場料】
無料：自由散策
【スポット情報】
■住所：和歌山県有田郡有田川町沼1119
8.【日高川町】椿山レイクブリッジ
椿山レイクブリッジ（和歌山県日高郡日高川町初湯川）は、旧美山村にある椿山ダム湖にかかる長さ200ｍと長い吊り橋。人道専用では近畿地方で3番目に長い吊り橋として知られています。水面から高い位置にあるので、自然たっぷりな山々とダム湖が織りなす美しい景色を堪能できるでしょう。
【入場料】
無料
【スポット情報】
■住所：和歌山県日高郡日高川町初湯川
9.【北山村】上瀞橋（かみどろばし）
上瀞橋（和歌山県東牟婁郡北山村下尾井）は、穏やかに流れる北山川の上にかかる175mの吊り橋です。道の駅「おくとろ」のそばにあり、ツーリングの集いの場所としても人気。エメラルドグリーンの川に映る山や空、緑の深い木々はまさに絶景！ 橋の向こう側は三重県となっており、気軽に空中散歩で県をまたぐことができますよ。
【入場料】
無料
【スポット情報】
■住所：和歌山県東牟婁郡北山村下尾井
【和歌山観光の穴場】魚や動物に癒される水族館4選
10.【串本町】串本海中公園
「串本海中公園」（和歌山県東牟婁郡串本町有田）は開館から50周年を迎えた歴史のある水族館です。水族館から歩いて3分ほどのところに海中展望塔があり、服を着たまま海中体験ができます。塔内ではサンゴやたくさんの魚を観察できたり、運が良い時にはウミガメに会えることもあるのだそう。また、海中観光船に乗ることもできますよ。
【入場料】（水族館・海中展望塔＋海中観光船セット券）
大人2,600円、子ども1,400円
【スポット情報】
■住所：和歌山県東牟婁郡串本町有田1157
※営業時間と定休日は公式HPでご確認ください。
11.【太地町】太地町立くじらの博物館
「太地町立くじらの博物館」（和歌山県東牟婁郡太地町太地）は世界的にも珍しいクジラ専門の博物館。コビレゴンドウ、オキゴンドウ、バンドウイルカ、カマイルカ、マダライルカ、スジイルカ、カズハゴンドウなど全9種類の生きものが飼育されています。自慢のイルカショーの後にはイルカとの触れ合い体験や餌あげ体験も可能。詳しくはHPでチェックしてみてください。
【入場料】
一般1,500円、小中学生800円
【スポット情報】
■住所：和歌山県東牟婁郡太地町太地2934‐2
※営業時間と定休日は公式HPでご確認ください。
12.【白浜町】京都大学白浜水族館
「京都大学白浜水族館」（和歌山県西牟婁郡白浜町）では、白浜周辺に住んでいる魚と無脊椎動物（カニやヒトデなど）をおよそ500種類展示しています。水槽ごとに生きものの解説ファイルを見ることができるのですが、この解説ファイルが分かりやすく説明されているため来園者にも好評だとか。体験型ツアーとして、研究者と飼育係が日替わりで解説を行う「解説ツアー」も実施しています。
【入場料】
大人600円、子ども200円
【スポット情報】
■住所：和歌山県西牟婁郡白浜町459
※営業時間と定休日は公式HPでご確認ください。
13.【すさみ町】すさみ町立エビとカニの水族館
「すさみ町立エビとカニの水族館」（和歌山県西牟婁郡すさみ町江住）は、エビやカニの甲殻類をメインに150種類が展示されている水族館で、廃校になった旧江住中学校の体育館を再利用しています。2021年にペンギンが仲間入り♪ 公式グッズではカニペンホルダーやアクリルキーホルダーなど、思わずクスッとしてしまうシュールで可愛らしいものがたくさんあるので要チェックです！
【入場料】
大人800円、子ども500円 など
【スポット情報】
■住所：和歌山県西牟婁郡すさみ町江住808-1
※営業時間と定休日は公式HPでご確認ください。
【和歌山観光の穴場】フルーツ狩りが体験できるスポット2選
14.【御坊市】KINOKUNI FARM（キノクニファーム）
「KINOKUNI FARM」（御坊市名田町上野）は、いちごやメロン、スターチスなどを栽培しており、四季折々の作物で彩られることで知られています。毎年1月から5月にかけては「いちご狩り」が体験でき、40分食べ放題の要予約制です。ハウス内は立ったままいちごを食べられる高設栽培で、近年デートスポットとしても注目されています。「いちご狩り」の開催期間や料金はHPでご確認ください。
【開催期間】
いちご狩り：1月～5月（予定） ※要予約
※最新情報はHPでご確認ください。
【料金】
料金は期間により異なります。
※詳細はHPでご確認ください。
【スポット情報】
■住所：和歌山県御坊市名田町上野1335-4
※営業時間と定休日は公式HPでご確認ください。
15.【紀の川市】ふるーつふぁーむわかやま
自然に囲まれた紀の川市にある「ふるーつふぁーむわかやま」（紀の川市桃山町市場）では、いちごや桃など新鮮な果物を1年中栽培しています。化学肥料を使わず、有機肥料を使用して育てているため、大人から子どもまで食べられることでも話題。同施設の「いちご狩り」は、新鮮ないちごだけでなく約10種類のケーキとドリンクが食べ飲み放題付きなので、スイーツ好きにもおすすめです。スケジュールや予約についてはHPでご確認ください。
【開催期間】
いちご狩り：12月～5月（予定）
※いちごの状態により変動あり。最新情報はHPでご確認ください。
【料金】
料金の詳細はHPでご確認ください。
【スポット情報】
■住所：和歌山県紀の川市桃山町市場591
※営業時間と定休日は公式HPでご確認ください。
【和歌山観光の穴場】旅の最後に立ち寄りたい温泉5選
16.【和歌山市】幸福湯
「幸福湯」（和歌山県和歌山市北休賀町）は番台で入浴料を支払うスタイルで、知る人ぞ知る昔ながらの銭湯。懐かしい雰囲気を残しつつ、レトロ感溢れる愛らしいイラストやデザインに注目です。4種類のお風呂とサウナを完備しており、なかでも毎週入浴剤が入れ替わる「ぬる湯」がおすすめ。パインアメやゆずなど香りで楽しむ変わりネタ風呂もありますよ。
【入浴料】
大人（中学生以上）440円、中人（小学生）150円、小人（乳幼児）80円
【スポット情報】
■住所：和歌山県和歌山市北休賀町31 幸福マンション1F
■営業時間：11:00〜23:30、土15:30〜23:30
■定休日：水曜日
17.【和歌山市】花山温泉 薬師の湯
「関西屈指の炭酸風呂」と口コミで話題の「花山温泉 薬師の湯」（和歌山県和歌山市鳴神）。炭酸ガスの圧力のみで自噴する炭酸泉は肌にとても良く、まるで「入る美容液」といわれています。また、茶褐色の湯は成分をたっぷり含んだ高濃度な湯である証。濃厚な泉質ゆえに効能も疲労回復や冷え性など、20種類以上に及びます。大浴場が41.5度、源泉風呂が26度となっていて、両方を交互に浸かる「温冷交互浴」がおすすめ。
【料金】
大人1,150円、小人580円
【スポット情報】
■住所：和歌山県和歌山市鳴神574
■営業時間：8:00～22:00（最終受付21:00） ※日帰り入浴の営業時間
■定休日：木曜日（祝日営業）
18.【田辺市】湯の峰温泉
田辺市にはいくつか温泉がありますが、なかでも日本最古の湯といわれる「湯の峰温泉」（和歌山県田辺市本宮町湯峯）がおすすめ。世界遺産に登録された天然の岩風呂「つぼ湯」は、1組30分の交代制。2022年4月にリニューアルされた「公衆浴場」には、一般湯やくすり湯だけでなく貸切風呂（家族湯）もあるため、グループ観光にも◎。約90度の源泉が湧き出る「湯筒」で茹でた温泉ゆで卵は絶品なので、ぜひご賞味あれ。
【入浴料】
【一般湯】大人400円、12歳未満200円
【くすり湯】大人600円、12歳未満300円 ※一般湯にも入浴できます
【つぼ湯】大人800円、12歳未満400円 ※一般湯にも入浴できます
【スポット情報】
■住所：和歌山県田辺市本宮町湯峯108
■営業時間：6:00～21:00
■定休日：不定休（清掃による休業日あり）
19.【田辺市】川湯温泉公衆浴場
「川湯温泉公衆浴場」（和歌山県田辺市本宮町川湯）は情緒あふれる外観が特徴的。入浴料は250円と格安ながら、ほのかに硫黄のニオイがする源泉かけ流しの湯に贅沢に浸かることができます。湯の温度は高めのため、湯あたりには要注意！ 施設は内湯と洗い場のみのシンプルな造りで、シャンプー、石鹸、タオルなどの備え付けはないので必要な方は持参しましょう。
【料金】
大人（中学生以上）250円、小人130円
【スポット情報】
■住所：和歌山県田辺市本宮町川湯1425-2
■営業時間：6:30～20:00（19:30まで受付）
■定休日：火曜日
20.【湯浅町】紀州忍びの湯 二ノ丸温泉
忍者の手裏剣マークが目印の「二ノ丸温泉」（和歌山県有田郡湯浅町山田）は、思わず写真を撮りたくなるイラストが話題を集めている温泉です。檜の内湯や四季折々の絶景に癒される露天風呂、本格サウナで整った後の水風呂など、充実のお風呂が楽しめます。“美人の湯”と呼ばれるアルカリ単純泉なので、お肌もツヤツヤに！ さらに併設されているラーメン店「ストライク軒」も人気。グルメと日帰り温泉どちらも楽しむことができます。
【入浴料】
大人1,200円、子供500円
【スポット情報】
■住所：和歌山県有田郡湯浅町山田1638-1
■営業時間：10:00〜21:30、土日祝8:00～21:30 ※最終受付は閉館30分前まで。平日のサウナは12:00～
■定休日：木曜日（※年末年始・夏休み期間等は変動することもあります）
和歌山にある穴場スポット巡りを楽しもう
今回は和歌山にある穴場の観光スポットをご紹介しました。美しい自然が作り出す絶景やかわいい魚や動物と触れ合える水族館、身体も心も温まる温泉など、和歌山には癒されるスポットがたくさんあります。和歌山観光の際にはぜひ穴場を巡ってみてはいかがでしょうか。
