旧統一教会関連団体、京都マラソンにボランティア参加か 京都市「関連の確証ない」

旧統一教会関連とみられる「世界平和女性連合京都第1連合会」と「世界平和青年学生連合・京都連合会」が記載されている京都マラソン2020年大会のプログラム

 京都市が主催や実行委員会事務局を担う「京都マラソン」で、過去に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連とみられる団体がボランティアとして参加していたことが26日、分かった。大会プログラムでも団体名を紹介しているが、市は「関連団体という確証は当時も今もなく何とも言えない」としている。

 26日の市議会文化環境委員会で共産党の山根智史議員が、2017~20年大会に世界平和女性連合京都第1連合会、20年大会に世界平和青年学生連合・京都連合会がボランティア団体に名を連ねていると指摘。市の担当者は「団体がボランティアに従事した事実はあるが、(旧統一教会の)関連団体かについて市は特定していない」と答弁した。全国霊感商法対策弁護士連絡会が公表する旧統一教会の関連団体に世界平和女性連合と世界平和青年学生連合は含まれている。

 市によると、6人以上で基本的な注意事項を守れば、団体としてボランティアに参加することは可能。両団体は大会当日に観客の案内などを担ったが、実行委が支給するジャンパーや帽子を着用してもらっており、団体のPR活動などは確認されていないという。

 21、22年大会は新型コロナウイルス禍に伴うオンライン開催でボランティアを募集していなかったが、来年2月に予定する23年大会は通常のフルマラソン形式のため、申請を現在受け付けている。市は同様の団体から申請があった場合について「仮定の質問には答えられない」としている。

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