相鉄「星天」高架下に複合施設 12月から順次オープン カフェ、スーパー、ギャラリーも

カフェなどが入るBゾーンのイメージ(相鉄グループ提供)

 相鉄グループは、相鉄線星川─天王町駅間(横浜市保土ケ谷区)の高架下に複合施設「星天qlay(ホシテンクレイ)」を12月から順次オープンさせる。全長約1.4キロを五つのエリアに分けて開発を進めており、第1弾として星川駅周辺の「Bゾーン」にスーパーマーケットやカフェなど12店舗が出店。同駅西側の「Aゾーン」に駐車場も開設する。

 2023年春ごろには、天王町駅西側の「Dゾーン」に、空間デザインを手掛けるYADOKARI(同市中区)が企画・運営する「YADORESI(ヤドレジ)」(22戸)がオープンする予定。ギャラリーや小商いの場として使え、クリエーティブ人材によるまちの魅力の創出を目指す。22年秋ごろから入居者の募集を始める。

 両駅間の高架下スペースは、相模鉄道(同市西区)と横浜市による連続立体交差事業によって誕生。相鉄グループ各社と保土ケ谷区が20年に協定を結び、計画を進めてきた。

 同グループの担当者は「地域の歴史や資源を大切にしながら、利便性が高く魅力あふれるまちづくりに貢献したい」と話している。

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