分かりやすい伝え方 新聞を参考に コンケングループ 若手研修最終回

ペアでインタビューに取り組むコンケングループの社員

 解体や産廃処理などのコンケングループ(岡山市南区浦安本町)は26日、新聞を活用したスキルアップ研修(全3回)の最終回を本社で開いた。20~30代の若手グループ社員7人が、話の聞き方や分かりやすい伝え方のこつを学んだ。

 山陽新聞社でNIB(ビジネスに新聞を)を担当する瀬尾由紀子部長が講師を務めた。参加者はペアでインタビューに挑戦。仕事のやりがいや将来の目標を聞き取り、その内容を基に構成を考え、全員の前で相手について紹介した。

 瀬尾部長は「時折相づちを打ったり共感する言葉を返したりすると相手が話しやすくなる」などと会話が弾む聞き方を助言。伝え方については「何を伝えるのか明確にして構成を考えることが大切。新聞を読んで伝え方の参考にしてほしい」と話した。

 藤クリーン(同所)で広報など担当する社員(24)は「学んだことを生かして聞く力、伝える力を磨き、仕事に役立てたい」と話していた。

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