踏切横断 気を付けて トキ鉄社員や上越署など事故防止呼び掛け 南高田駅周辺

 今月末まで行われている秋の全国交通安全運動に合わせ、上越警察署とえちごトキめき鉄道、上越交通安全協会、上越地区安全運転管理者協会は26日、上越市南高田町の南高田駅周辺で、踏切事故防止の広報活動を行った。

踏切事故防止を呼び掛けるえちごトキめき鉄道社員や上越警察署署員

 この日の広報活動には約12人が参加。午前7時30分すぎから約1時間、登校する中学生や通行人、電車から降りた高校生らに、警報機が鳴ったら踏切に入らないこと、自転車は押して渡ることなどを呼び掛けるチラシや啓発品を手渡した。
 通学で同駅を利用する県立高田商業高3年の女子生徒は「焦っていると走って踏切を渡ることになり、事故に遭いそうで危ない。時間に余裕を持って行動するよう気を付けたい」と話していた。
 えちごトキめき鉄道設備センター施設課の須田直樹さんは「危険を察知すると運転士が急ブレーキをかけたり、センサーが作動したりして電車は止まるが、警報機が鳴ったら立ち入らず、横断の際は一時停止、左右確認をして渡るよう心掛けてほしい」と話していた。

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