【インド】スズキ、新SUV「グランドビターラ」発売[車両]

マルチ・スズキが26日に発売したスポーツタイプ多目的車「グランドビターラ」。マイルドHEVと、電動モーターのみで走行可能なストロングHEVの両方を用意した(同社提供)

インドの自動車最大手マルチ・スズキは26日、トヨタ自動車と開発・製造面で協業したスポーツタイプ多目的車(SUV)「グランドビターラ」を発売した。価格は、電動モーターをエンジンの補助として使用する「マイルドハイブリッド車(マイルドHEV)」が104万5,000ルピー(約184万円)から、電動モーターだけでも走行できる「ストロングハイブリッド車(ストロングHEV)」が179万9,000ルピーからとなる。

グランドビターラは、マイルドHEVが「シグマ」「デルタ」「ゼータ」「アルファ」の4モデル、ストロングHEVが「ゼータ・プラス」「アルファ・プラス」の2モデルの計6モデルを用意した。高価格帯モデル向け販売店「NEXA(ネクサ)」で取り扱う。マルチ・スズキの竹内寿志(ひさし)社長は、「顧客からの反応は良く、既に5万7,000件の予約を受け付けた」と明かした。

マイルドHEVには、排気量1500ccの「次世代Kシリーズ・デュアルジェット・デュアルVVTエンジン」を搭載。駆動方式は2WD(前輪駆動)と4WD(4輪駆動)があり、トランスミッション(変速機)は2WDがAT(オートマチックトランスミッション)とMT(マニュアルトランスミッション)の2択。4WDはMTの1択となる。4WDは、スズキ独自の四輪制御システム「オールグリップ(ALLGRIP)」を搭載。スポーツ走行や雪道走行など4つの走行モードをダイヤルで選択できる。

燃費性能は2WDのMTが1リットル当たり最大21.11キロメートル、ATが同20.58キロ、4WDのMTが19.38キロ。

一方、ストロングHEVは2WDのe—CVT(電気式無段変速)のみを用意。排気量1500ccの「インテリジェント・ハイブリッド・エンジン」を搭載し、燃費性能は1リットル当たり27.97キロ。搭載するリチウムイオン電池は8年間、走行距離16万キロの保証が付く。

いずれのモデルも運転席と助手席の前面にエアバッグを標準装備。シグマとデルタを除くモデルには、側面衝突時の衝撃を軽減するカーテンエアバッグと前席のサイドエアバッグも合わせて計6つのエアバッグを備える。

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