伊勢原で見つかった野生ハヤブサ、高病原性鳥インフルの疑い

神奈川県庁

 神奈川県は26日、伊勢原市内で見つかった野生のハヤブサ1羽から高病原性鳥インフルエンザが疑われる事案を確認したと発表した。県は国立環境研究所で確定検査を行うため、検体を送った。

 県によると、25日に同市内で衰弱したハヤブサが見つかったと連絡があり、県自然環境保全センター(厚木市)に持ち込まれた。26日朝に死んだため、同センターで簡易検査を実施したところ、鳥インフルエンザの陽性反応を示した。県内の養鶏場などで異常は報告されていないという。

 環境省は発見場所から半径10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定した。

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