　27日（火）は、西日本を中心に大気の不安定な状態が続く見込み。局地的な激しい雨や落雷・突風に注意。夕方以降は、東海や北陸でも雨が降る所が多くなる見込み。一方、北日本は、広い範囲で秋晴れになり、夏日の所もありそうだ。

27日（火）西日本は局地的な激しい雨のおそれ　北日本は晴れて夏日の所も

　27日（火）は、上空の気圧の谷の接近で、九州北部や中国地方を中心に大気の状態が不安定になっていて、九州北部では未明に激しい雨を観測。日中も西日本を中心に局地的な雷を伴った激しい雨や突風に注意が必要だ。夕方以降は、雨雲は東海や北陸にも広がり、夜は、甲信なども雨が降る所がありそうだ。

　一方、北日本は高気圧に覆われ、秋晴れが続き、最高気温は、福島で26℃、青森で25℃と夏日の予想。

27日（火）台風17号は午前中に小笠原に最接近　荒天に注意・警戒

　台風17号は、27日（火）の午前中、小笠原諸島に最も接近する見込み。小笠原諸島は、大気の状態が不安定となり、雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨になるおそれがある。土砂災害や河川の増水などの他、強風や高波にも注意・警戒が必要だ。台風周辺の湿った空気が入る伊豆諸島でも雨や雷雨に注意。

　28日（水）～30日（金）は、湿った空気の影響で、太平洋側を中心に雲が広がりやすく、雨の降る所がある見込み。10月スタートの1日（土）と2日（日）は全国的に秋晴れになりそうだ。東海から西では、真夏日の所が多く、10月も残暑が続くため、体調管理に注意したい。
（気象予報士・大隅智子）