女子7人制ラグビー「アザレア・セブン」に所属するウクライナからの避難民のナタリヤ選手が9月26日、静岡県袋井市の中学生と交流会を開き、平和への思いを語りました。
「NO WAR」「 NO WAR」「 NO WAR」
このメッセージは袋井中学校の生徒たちが書いたものです。自分たちでできることは何かと考え、思いを言葉にしました。袋井市内の施設に展示されています。
<ナタリヤ選手>
「ナタリヤです。おお、すごい」
8月アザレア・セブンに加入したウクライナからの避難民ナタリヤ・コザチュク選手です。メッセージを書いた生徒たちと交流会を開きました。
<袋井中 生徒会長 吉岡晴之さん>
「日本人はウクライナの悲劇に興味を失いつつある。袋井市も同じ。これはまずいと思った。だから、行動したんです」
<ナタリヤ選手>
「ちょっとしたメッセージカードだと思う人もいるかもしれないけど、受け取る側からしたら、本当に大きいものに感じる。一人一人握手をさせて下さい」
<袋井中 生徒会長 吉岡晴之さん>
「ウクライナの人たちは戦うという限られた選択肢しかない。苦しい生活がある一方で私たちは生きているんだということを知った」
静岡にいても、ウクライナのためにできることはきっとあるはずです。