路面にお絵かき、ボウリングも 岡山中心部で2年ぶりホコテン!

約2年ぶりとあって、多くの家族連れでにぎわった「ホコテン!」

 岡山市中心部の西川緑道公園筋を歩行者天国にする「ホコテン!」(市、実行委主催)が25日開かれた。新型コロナウイルスの影響による中断を経て、感染防止対策を講じた上で約2年ぶりの開催。天候にも恵まれて多くの家族連れらでにぎわった。

 西川沿い市道の県庁通り―桶屋橋南約240メートル区間を歩行者に開放。「こどもホコテン!」をテーマに、子どもたちが広い路面に色とりどりのチョークで絵を描いたり、巨大ボウリングや水鉄砲で的を狙う遊びを体験したりして楽しい1日を過ごした。

 西川緑道公園と近くの下石井公園を会場にした「花・緑ハーモニーフェスタin西川」もあり、ステージでジャズ演奏やダンスが披露されたほか、かき氷や生パスタといったグルメも並び、来場者が堪能していた。

 長女(9)、次女(3)を含めた家族4人で訪れた会社員男性(43)=北区=は「車を気にせず路上で思い切り遊べて娘たちも満足そう。ぜひ今後も開催してほしい」と話していた。

 次回の歩行者天国は11月27日。今回の区間とともに、歩道が拡幅された県庁通りの一部を会場とする。

西川緑道公園のステージで軽快なバンド演奏を披露する出演者
普段はできない路面へのお絵かき。子どもたちが思い思いに好きな絵を描いていた
下石井公園のグルメブースでは、来場者がお目当ての一品を求めて列をつくった

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