<高校野球>決勝は昌平―浦和学院、28日に県営大宮 両校関東大会へ 残り1枠懸け東農大三―山村学園

山村学園―浦和学院 5回表浦和学院1死二塁、篠塚の左前適時打で生還し、ガッツポーズをする二塁走者喜屋武=県営大宮

 埼玉県大会第7日は26日、県営大宮球場で準決勝を行い、昌平と浦和学院がそれぞれ勝ち、決勝に駒を進めるとともに、本県開催の関東大会(10月22~25、29、30日・県営大宮、レジスタ大宮)の出場権を獲得した。決勝進出と関東大会出場は昌平が2年ぶり2度目、浦和学院が2年連続19度目で、両校が秋の決勝で顔を合わせるのは初となる。

 昌平は、東農大三に7―0の七回コールド勝ち。一回に磯木の右前適時打で先制。先発の渡辺俊が6安打10奪三振で完封した。浦和学院は、3―2で山村学園に競り勝った。1点を追う五回に篠塚の左前適時打で同点とし、渡辺の三ゴロが敵失となって勝ち越した。

 休養日を挟んで、最終日は28日、県営大宮で3位決定戦(9時)と決勝(11時30分)が行われ、優勝校と関東大会の出場校残り1枠が決まる。

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