栃木県の新ワクチン接種 県営会場での開始日を前倒し

栃木県庁

 栃木県は26日、県営接種会場で30日から始める新型コロナウイルスのオミクロン株対応ワクチン接種について、保健福祉施設や教育施設で働く人の接種開始日を1週間前倒しし、30日から始めることにしたと発表した。一般の人は2週間前倒しし、10月7日から始める。

 県はこれまで、4カ所の県営会場では60歳以上や医療従事者などの4回目接種対象者を優先し30日から接種を始めることにしていた。

 しかし60歳以上の4回目接種率が7割を超え、県内自治体でも新ワクチンの接種が始まったことを受け、「予約枠が余る可能性がある」(県感染症対策課)として、それ以外の人の接種開始日の前倒しを決めた。

 予約の受け付け開始は27日午前9時で変更はない。

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