広島市中心地大きく変わるか 三越と天満屋のビルなど再開発を検討 実現すれば完成には10年程度

広島市中心部の広島三越が入るビルや、天満屋八丁堀ビルなどの地権者が、共同で再開発に向けて検討していることが分かりました。

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再開発が検討されている区域には、▼広島三越が入る中国新聞文化事業社のビル…、▼ヤマダ電機LABI広島などが入る天満屋八丁堀ビル…、そして▼胡子通り側にある東洋観光や胡子神社のビルがあります。

1954年に開店した天満屋のビルをはじめ各地権者は老朽化のため、建て替えが迫られていて、関係者によりますと、それぞれが検討する中で、周辺の地権者とも話し合いを続けてきました。

そして8月に協議会を設け、協力企業を三井不動産に決めました。

協議会には胡子神社、中国新聞社、天満屋、東洋観光など地権者の6者が参加していますが、隣接するほかの地権者にも参加を呼びかけています。

実現すれば完成には10年程度かかる見通しですが、具体的な再開発の規模やスケジュールなどは決まっていないということです。

RCCの取材に対し、協議会事務局の三井不動産は、「広島の中心地にふさわしい魅力あるまちづくりと機能の更新に貢献したい」としています。

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