長崎市四杖町のあぐりの丘で、トカラヤギの双子の赤ちゃんが誕生。小さな体と愛らしい鳴き声で職員や来場者を和ませている。
「ふれあい動物広場」で飼育されている雄4匹、雌9匹のうち、父ジュンと母チヨの子。19日朝、飼育員が生まれたての赤ちゃんを発見。本県に台風14号が接近した18日夜から19日朝にかけて生まれたとみられる。
黒と白の模様が入った雄とグレーの雌の双子。いずれも体長約40センチ。広場内の小屋で母のチヨと姉のハマと一緒に過ごしている。名前はまだ決まっていない。
放牧まで最低でも2週間かかるが、来場者は小屋の外から仲むつまじい家族の姿を見ることができる。市水産農林部農林振興課いこいの里管理センターの宮本圭所長は「ひどい台風の中での出産で本当にたくましい。生まれたての姿はなかなか見られない。成長を見守って」と目を細めた。
台風の夜に生まれた「双子のヤギ」 すくすく成長中♪ 長崎・あぐりの丘
- Published
- 2022/09/27 12:30 (JST)
- Updated
- 2022/09/28 12:56 (JST)
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