白い斑点かわいらしい マレーバクの赤ちゃん生まれる

母親と過ごすマレーバクの赤ちゃん(和歌山県白浜町で)=アドベンチャーワールド提供

 和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で、マレーバクの赤ちゃんが1頭(雌)誕生した。母子ともに健康で、現在はバックヤードで過ごしている。公開時期は未定。

 赤ちゃんが誕生したのは10日午後0時47分。21日現在、全長84センチ、体重15.6キロ。体に白い斑点としま模様があるが、生後半年ほどで親と同じ黒と白にはっきりと分かれた色になるという。

 マレーバクは、アジアに分布する唯一のバクの仲間。鼻は上唇と一緒になっており、自由に動かすことができる。

 体長は2.2~2.5メートル、体重は250~300キロになる。寿命は約25年。

 施設は、2009年からマレーバクを飼育しており、現在は今回生まれた赤ちゃんを含め3頭を飼育している。

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