【高校野球秋季神奈川県大会】横浜が4年ぶり優勝 逆転で慶応下す 夏に続き神奈川制覇

4年ぶり19度目の栄冠に輝いた横浜ナイン=サーティーフォー保土ケ谷(立石 祐志写す)

◆横浜6―3慶応 
 神奈川県高校野球秋季大会(県高野連主催、神奈川新聞社など後援)は27日、サーティーフォー保土ケ谷球場で決勝が行われ、横浜が6―3で慶応を下し、4年ぶり19度目の優勝を飾った。夏に続いて2季連続の神奈川制覇。 

 横浜は3点を追う三回に荻原晴(2年)の犠飛で1点を返すと、五回には緒方漣(同)の適時打と井上葵来(1年)の2点二塁打で勝ち越しに成功。八回には峯大翔(同)が右越えに2点本塁打を放った。

 先発したエース杉山遥希(2年)は二回までに3失点と苦しむも、その後は準決勝まで8戦13本塁打をマークしていた慶応の強力打線に得点を許さなかった。

 横浜は神奈川1位校、慶応は2位校として10月22日から埼玉県で開催される秋季関東大会に出場する。同大会は来春の選抜大会出場校の選考資料となる。組み合わせ抽選会は同11日に実施される。

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