純烈が「NHK東北温泉地応援プロジェクト」のテーマソングを担当。「静かで安らぎの東北を日本中に届けます」

NHK仙台放送局は、東北の5局とともに、10月から「NHK東北温泉地応援プロジェクト」を開始。プロジェクトのテーマソングが、純烈が歌う「とうほくであったまろう」に決定した。

長引くコロナ禍に加え、今年3月の福島県沖の地震や8月の大雨といった災害で、厳しい環境にある東北の温泉地。このプロジェクトでは、温泉地や観光地を紹介する関連番組やイベントの放送・実施を通して、東北各地の魅力や地域で暮らす人々の姿を全国に届け、活力を生み出していけるよう、さまざまな企画を展開していく予定だ。

「とうほくであったまろう」の作詞は、東北各地の温泉地から寄せられたアンケートを基にスーパー銭湯アイドル・純烈(酒井一圭、白川裕二郎、小田井涼平、後上翔太)のリーダー・酒井が自ら行い、作曲はシンガー・ソングライターのイルカが担当。2人のタッグに純烈メンバーが歌声をのせて、東北の温泉地に足を運びたくなる歌に仕上がっている。そして、振り付けはパパイヤ鈴木が務め、家族みんなで楽しく踊りたくなるような振り付けで東北を盛り上げていく。

酒井は「東北6県、広さもさることながら深さに底がないのです。冬の寒さ、夏の豊かさ、春の優しさ、秋の切なさ。純烈で旅をしながら東北は日本の奥ゆかしさ、かわいらしさを併せ持つ、唯一無二の地域だと感じています。湧き立つさまざまな泉質の温泉のぽっかぽかな温もり。私たち純烈が歌にのせて静かで安らぎの東北を日本中に届けます」と抱負。

白川は「東北にはファンクラブのツアーに行きましたし、コンサートなどにもよく行かせていただいている場所。そして今回の楽曲はとてもユニークな曲になっていますので、映像とともに東北の魅力、温泉の魅力にたっぷりと浸っていただければと思います」とアピールする。

小田井は「東北では仙台にゆかりがあるのですが、僕が住んでいた頃とは随分と街の雰囲気も変わりました。変わるべくして変わった物、変わらざるを得なくて変わってしまった物、新たな発見の中に変わらない物を見つけた時の安堵と懐かしさは郷愁をそそります。あらためて東北の魅力を再認識してもらうため、新たに知ってもらうため、明るく元気に歌い踊ります」と意欲を燃やす。

後上は「スーパー銭湯で頑張ってきた純烈が、東北全体の応援歌を歌わせていただくというスケールの巨大化っぷりにかなり緊張感をもって挑みました。各地の魅力が詰まった歌詞と楽しいメロディーが合わさると、今すぐにでも足を運びたくなる気持ちになると思います。私自身、東北旅行がしたい! 夢が増えました」と心を躍らせている。

キャンペーンで展開する番組情報やイベントなどの予定は、公式サイト(https://www.nhk.or.jp/sendai/tohokuonsen/)で随時発表される。

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