新型コロナ1125人 5人死亡  27日広島 「全数把握見直し」広島は“これまで通り”

新型コロナ27日は県内で1125人の新規感染者が発表されました。先週の火曜日(9月20日)と比べ228人増えています。

市町別では広島市526人、福山市で218人、呉市で100人、東広島市で54人、廿日市市で38人などとなっています。

また県内で5人の死亡が発表されています。

27日から市町別の人数を発表するのは中国5県で広島のみとなります。

26日から国は感染者の発生を届け出る「全数把握」を全国一律で見直しました。

高齢者や入院が必要などリスクの高い人はこれまで通り詳細な報告、軽症でリスクの低い人は人数と年代のみの届け出としました。

しかし広島ではリスクが高い人は全国と同様ですが、軽症者については名前、住所、連絡先などを届け出ます。

県はこれまで通り23市町別の人数を把握し発表することで軽症者の容態が悪化した時の早期対応と地域を絞った注意喚起を進めたい考えです。

この見直しを受け一部の自治体では発表が遅れが出ました。これには届け出の対象と対象でない人の区別に時間がかかったそうなんです。

広島市・福山市・呉市をのぞく20市町をまとめる県は、全体の人数のうち届け出が対象な人数を公表する予定でしたが、当面は全体の人数のみの方針です。

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