尋常ならざる量の血を顔面めがけて噴射 だめだめニートなヴァンパイア 「ぼくのデコ」予告

10月より開催される「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション 2022」で上映される、かつてシッチェス映画祭で金賞受賞した「ぼくのエリ 200歳の少女」をオマージュしたアイルランド産ホラーコメディ映画「ぼくのデコ 23歳のヴァンパイア兄貴」の、予告編が公開された。

「ぼくのデコ 23歳のヴァンパイア兄貴」は、子どもたちのいたずらによって命を落としたピエロの復讐を、どこか笑える殺りくシーンのオンパレードで描いた「道化死てるぜ!」のコナー・マクマホン監督最新作。スーパーで働くティーンエイジャーのマットが仕事に向かおうとしたところ、姿を現した兄のデコ。日光やニンニクを嫌がるなど挙動不審なデコは、昨夜のパーティで女性に噛まれたことから、ヴァンパイアになっていたのだった。デコの命を狙うものが現れ、さらに街中にヴァンパイアが現れる中、マットは兄を生かすべきか殺すべきかの、究極の選択に頭を悩ませることになる。

予告映像では、デコが尋常ならざる量の血をマットの顔面をめがけて噴射したり、「シャイニング」を思わせるオマージュが盛り込まれていたり、マットが放ったガーリック臭のゲップにヴァンパイアが苦しんだりといったシーンが映し出されている。

「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション 2022」は、「世界三大ファンタスティック映画祭」の1つとして知られるシッチェス映画祭の上映作品から厳選した作品を上映する、シッチェス映画祭公認の映画祭。10月21日から東京・大阪・名古屋・京都・神戸で順次開催される。肉屋夫婦のヴィーガン狩りを描くブラックコメディ「ヴィーガンズ・ハム」、カルト教団からの8年に渡る母子の逃亡劇「呪われた息子の母 ローラ」なども上映される。

【作品情報】
ぼくのデコ 23歳のヴァンパイア兄貴
「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2022」で上映

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