大竹まこと、安倍元首相の国葬に関し急遽欠席したトルドー首相を例に方針転換できたのではと語る

27日放送の『大竹まこと ゴールデンラジオ!』(文化放送)で、タレントの大竹まことが、安倍晋三元首相の国葬に関して、ハリケーンの災害対策のため同国葬を急遽欠席したカナダのトルドー首相のように、途中で方針を転換することもできたのではないかと持論を語った。

番組では、「大竹紳士交遊録」のコーナーで、コラムニストの中島岳志が、当日行われていた安部元首相の国葬に関して扱った。

中島氏は賛否で国論が割れていた今回の国葬に関して、途中で内閣自民党合同葬など、別の方法に切り替えられたはずにも関わらず強行したことを、天候が悪化しても行軍を強行し、多数の死者を出した。「八甲田雪中行軍遭難事件」なぞらえて批判した。

この件に関して大竹は「理由はともかく、トルドーさんなんかね、来るって言ってたんだけど、国の方がハリケーンの災害があったから(取り止めた)。理由はそうだったかもしれなかったけどやっぱ決断をこう変えた訳だよね‥」と国内のハリケーン対策で急遽出席を取りやめたトルドー首相を例に出し、「だから変えられるんだっていうことだもんな」と安倍元首相の国葬も別の方法に方針転換できた可能性はあったとした。

すると中島氏は「だからこの国の特質で、なにかもう突き進んでしまって、別の道をこう切り返すというのが、出来ないんですよね」と一度決めたことをなかなか変えないことを批判。大竹も「止まらないっていうことはヤバイことだよね」と同意したのだった。

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