【新型コロナ】神奈川県、中等症・軽症用確保病床引き下げ 入院者減少傾向で 

神奈川県庁

 県は27日、新型コロナウイルスの中等症・軽症用の確保病床数をこれまでの1540床から1170床に引き下げたと発表した。

 中等症・軽症の入院患者の減少傾向を受けた措置で、県は同日付でコロナ対応の病床がある認定医療機関に通知した。重症用の100床と合わせ、確保病床数は370床減って1270床となった。

 流行「第7波」で、中等症・軽症用の確保病床数は7月26日に1890床に引き上げられたが、今月12日には1540床に下げられていた。

 県によると、「第7波」の入院患者は8月9日に2064人に上ったが、今月26日には671人となった。

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