スルガ銀行のシェアハウス問題終結へ「代物返済」の調停、近く全て成立

静岡県沼津市に本店を置くスルガ銀行は、シェアハウス関連の債権をすべて第三者に譲渡したことを発表しました。近く東京地方裁判所で調停が成立し、問題は終結する見通しです。

この問題は、スルガ銀行がシェアハウスで、ずさんな融資を行っていたとして、オーナー側から東京地裁に民事調停が申し立てられていたものです。これまでスルガ銀行は、オーナーが土地や建物を手放せば、ローン返済を免除する「代物弁済」で2020年から調停に応じ、4回目となる今回、残る債務者105人の債権168億円を第三者に譲渡したことを発表しました。近く、東京地裁で調停が成立する見通しです。

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