静岡県内では9月27日、新たに1399人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。
新たな感染者1399人のうち、浜松市では515人、静岡市では274人となっています。発生届けの簡素化により、そのほかの自治体別の感染者数は公表されていません。
静岡県の大規模接種会場、もくせい会館(静岡市葵区)では、オミクロン株に対応した新たなワクチンの接種が始まりました。モデルナ社製のワクチンで、これまでに2回以上接種したことがあり、前回接種から5カ月以上経過した18歳以上の人が対象です。
<接種した人>
「自分のためでもあるんですけど、人のためにも」
1日に256人分のワクチンが用意されていますが、初日の27日は53人、大幅な空きがありました。
<静岡県 新型コロナワクチン推進室 佐野充夫室長>
「従来のワクチンを上回る重症化予防効果が期待されている。発症予防効果も同様に期待されているものです」
静岡県は当初、60歳以上などを予約の対象としていましたが、予約に余裕があることから、29日からはすべての対象者の予約を受け付けるということです。