きょう28日(水)は、東海・北陸から西日本にかけてと東北で雲が広がり、午前中を中心に雨の降る所がある見込み。朝は東海周辺で激しい雨の降る所があり、雨の降り方や落雷などに注意が必要だ。北海道や関東では、朝は曇っていても、日中は晴れ間が広がる見込み。最高気温は、関東から西で25℃を超える所が多くなりそうだ。

朝は東海で土砂降りの所も　日中は関東などで秋晴れ

　東海・北陸から九州北部にかけてと東北では、一日雲が取れにくく、午前中を中心に雨の降る所がある見込み。特に、朝の通勤通学の時間帯にかけては、東海で局地的に雨雲が発達し、雷を伴った激しい雨の降る所がある見込み。落雷や突風、土砂災害や道路の冠水などに注意が必要だ。

　北海道や関東は、朝のうちは曇ったり、濃い霧の出る所があってすっきりしないが、日中は晴れて、空気が乾燥する見込み。ただ、関東沿岸部は台風17号の影響で、小笠原近海を中心にうねりを伴った高波に注意が必要だ。

関東から西で夏日　北陸や北日本は過ごしやすい

　朝は羽織るものが必要な涼しさでも、日中の最高気温は、関東から西日本で25℃を超える夏日となりそうだ。晴れる関東では、カラッとした陽気だが、東海から西では動くと蒸し暑さを感じる見込み。秋の運動会シーズンを控え、屋外で練習をする際は、帽子をかぶり、水分や休息を時間を決めてとるなど、熱中症や紫外線に気を付けて活動をしたい。
　北日本や北陸は過ごしやすい気温で、暑さは一旦、トーンダウンとなりそうだ。

10月は秋晴れスタート　日中はまだ半袖の出番

　あす29日(木)から30日(金)は、関東や東海で雲が広がり、すっきりしない空模様となるが、1日(土)から2日(日)の週末は、高気圧に覆われて晴れる所が多く、10月は全国的に秋晴れスタートとなる見込み。

　週末は広く最高気温30℃近くまで上がる予想で、10月に入っても、日中は半袖で過ごせる陽気が続くため、衣替えは一気に行わず、半袖や薄手の服を多く残すのがおすすめだ。ただ、この時季、晴れる日は朝晩と日中の寒暖差が大きいので、服装で上手く調整して体調を崩さないようにしてほしい。

（気象予報士・海老原美代子）