女児にわいせつ、家で就寝中に…何度も忍び込んだ男逮捕 普段から下見、女児も家族も気付かず 発覚の理由

住居侵入、就寝女児を触る 容疑の男、3度目逮捕=所沢市

 埼玉県警捜査1課と所沢署は27日、住居侵入、準強制わいせつ、児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで、所沢市中新井3丁目、飲食店アルバイトの男(34)を再逮捕した。逮捕は3度目。

 再逮捕容疑は昨年8月24日午前0時~同6時半ごろ、所沢市内の住宅に侵入。2階の部屋で就寝中だった10代の小学生女児の体を触った上、18歳に満たないと知りながら、自身の携帯電話で女児の動画を撮影し、パソコンに保存した疑い。男は「性欲を抑えられなかった」などと容疑を認めているという。

 捜査1課によると、現場は2階建ての一軒家。男は「1階の無施錠の箇所から入った」旨の供述をしているという。男は普段から自転車や徒歩などで辺りを物色。狙いを定め、この住宅にも複数回侵入していたとみられる。女児を含めて家族は侵入に気付いていなかった。

 県警は8月18日に住居侵入や強制わいせつで男を逮捕。9月7日には住宅に侵入し10代女子学生の体を触るなどした容疑で再逮捕していた。これまでの自供や現場確認捜査、押収した画像などから今回の犯行を特定した。

 県警はさらなる余罪が複数あるとみて調べを進める。

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