スタジオライフ・山本芳樹ひとりミュージカル Yoshiki Yamamoto Solo Musical『ロートレック』上演

スタジオライフの山本芳樹がひとりで登場人物10数人、20曲以上の歌と語りでロートレックの生涯を描く。公演は10月26日より。また、配信も用意されている。また、あらゆる方が観劇できるように鑑賞サポート(要予約)を用意。視覚障害者向け鑑賞サポート、タブレット型字幕サポート、車椅子対応などを行う。

本作品は元劇団四季の沢木順が《日本の話芸とブロードウエイミュージカルの融合》により新しいジャンルのソロミュージカルを作りたいという発想をもとに 2009年に立ち上げ、沢木自身が 2012年まで上演を続けた『ロートレック』。ロートレック自身はもとより、彼の両親、愛した女性、娼婦など、ひとりで登場人物10数人、20曲以上の歌と語りでロートレックの生涯を描く本作は、2011年には世界最大の演劇祭「Edinburgh Festival Fringe(エジンバラ国際演劇祭)」でも上演され、批評家に高く評価された。

その『ロートレック』を、沢木氏からのオファーにより、劇団スタジオライフの山本芳樹 が受け継ぎ、2017年に内幸町ホールで初演。2020年10月には生バンドを加えた自らの演出によりウエストエンドスタジオで再演、上演を続けてきた。今後も進化を続け、より多 くの方々に届けるべく、日本全国、そして海外への上演を目指す、山本芳樹のライフワークである。

鑑賞サポート(要予約)
本公演では、あらゆる立場の方が舞台芸術を一緒に楽しめるよう鑑賞サポートを行います。 ※必要介助者 1 名まで観劇料無料
TEL:080-4850-5351 (平日 10:00~19:00)
E-mail:yy.lautrec864@gmail.com

あらすじ
19 世紀末のパリ・モンマルトル 世紀末のパリは、激動の時代 先が見えない混沌とした時代を覆う退廃ムードの中で、
新しいうねりが起こっていた
そしてモンマルトルを中心とする芸術活動にも
新しい風が吹いていた
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック モンマルトルにオープンした巨大エンターテインメント 『ムーラン・ルージュ』のポスターで
一躍注目を浴びた画家 彼の作風は、古典的な伝統芸術を否定しながらも、 同時代の印象派とも異なる独特のものゆえに、
19 世末を代表する画家として評価されている
しかし、彼が生きている間は印象派の画家たち同様
権威的な美術界には正当な評価は得られなかった
ロートレックは
フランスきっての名門伯爵家の嫡男に生まれたものの
生まれつきの虚弱体質で足に障がいを持ち
発育不全の小人症というハンデを持ったため、
父親の臨んだ立派な跡継ぎにはなれず
大衆文化に染まった画家の道を選んだため、
ついに父とは心通わせることがなかった
モンマルトルを活動の拠点としたロートレックは、 キャバレーの踊り子や歌手、 そして娼婦といった女達を描き続けた ロートレックが好んでモデルにした女達は、 不幸な生い立ち、社会的弱者、挫折、絶望を抱えた人生という ロートレックの心に寄り添う人々であった 芸術のために放蕩生活を謳歌した彼の人生であったが、 やがてアル中、神経障害、そして梅毒が彼の肉体と精神を蝕み、 36 歳と 10 か月という短い一生を閉じた
激動の世紀末を生きた壮絶な生き様 だが、最後まで、彼は絵筆を離さなかった 彼が最後まで絵を描くことにこだわり執着した理由は!?

概要
Yoshiki Yamamoto Solo Musical 『ロートレック』
日程会場:2022年10月26日(水)~30日(日) ウエストエンドスタジオ
企画・原案:沢木 順
脚本・作詞:さらだたまこ
作曲:玉麻尚一
音楽監督:後藤浩明
演出・出演:山本芳樹
演奏:Piano 後藤浩明 Bass 藤田 奏
Drums 前川維旺利 Violin 五十嵐歩美
舞台監督=倉本 徹
舞台美術=竹邊奈津子
音響・映像=川西秀一
照明=山﨑佳代
ビジュアルデザイン=及川 健
舞台写真=宮坂浩見
撮影・編集=彩高堂
観劇サポート=舞台ナビ LAMP
制作=松田絵麻
主催=プティビジュー

公式サイト: https://yylautrec.com

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