強制わいせつ未遂で逮捕の公務員「容疑者死亡」で不起訴 逮捕時は容疑を否認

ことし8月、広島県福山市の駐車場の車内で、女性の手を握り上半身をつかもうとしたとして逮捕された40代の地方公務員の男性を、広島地方検察庁福山支部は「容疑者死亡」のため不起訴処分としました。

この事件は8月2日、福山市内の商業施設駐車場に停めた車内で、地方公務員の40代の男性が、20代の女性の手を握るなどした上、上半身をつかもうとしたとして、強制わいせつ未遂の疑いで逮捕されたものです。

警察によりますと、男性と女性は面識がなく、女性が警察に届け出をしたことで事件が発覚したということで、逮捕時、男性は、「同意の上でしたことだ」と容疑を否認していたということです。

男性は、逮捕された4日後の8月6日、処分保留で釈放されていましたが、9月28日付けで、広島地方検察庁福山支部は、男性を不起訴処分としました。理由として、「容疑者死亡のため」としています。死因や死亡の時期、いきさつについては明らかにされていません。

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