沖縄県那覇市で交通違反をした上、友人の免許証を提示して交通切符に友人の氏名を署名し警察官を欺くなどしたとして、那覇署は26日、有印私文書偽造・同行使と道交法違反(通行禁止違反)などの容疑で那覇市の自称飲食店従業員の女(24)を逮捕した。「摘発を免れたかった」と容疑を認めている。女は無免許だった。
那覇署によると、反則金の納付がなかったため、交通切符に記されていた連絡先に電話すると、「身に覚えがない」と友人が答えた。その後、調べを進めると、女が友人の免許証を使用していたことが分かった。女は「後でちゃんと説明するつもりだった。忙しくて連絡できなかった」などと話していて、署による再三の呼び出しもに応じなかったため、逮捕に至ったという。
逮捕容疑は27日午後5時半ごろ、那覇市内で無免許運転で車を運転し、交通違反をした上、警察官の取り調べに他人の免許証を示し、交通切符に他人の氏名を署名し提出した疑い。
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