台風18号、気象庁の進路予想と米軍の見方は 2022年10月1日18時時点の予報

写真を拡大 台風18号の予想経路図=気象庁、2022年10月1日午後6時時点の実況(同庁HP引用)
写真を拡大 2022年10月1日午後6時点の台風18号の予想進路図(JTWCより引用)。通過時間は、Zを単位とする数字。日本時間は9を足した時間。KTSは中心付近の最大風速を表す。単位はノット(約 0.514m/s)

 気象庁の2022年10月1日午後6時の実況によると、台風18号(ロウキー)は日本の東の海上を1時間に45キロの速さで北東に進んでいる。日本への影響や接近時期について、気象庁の情報を基にまとめた。

台風18号、気象庁の進路予想

 台風18号は10月1日午後6時現在、中心気圧は992ヘクトパスカルで最大風速25メートル、最大瞬間風速は35メートル。中心から東側220キロ以内、西側165キロ以内は風速15メートル以上の強風域となっている。

 10月2日午前6時時点では日本の東の海上を東北東に進むとみられ、すでに温帯低気圧に変わっているとみられる。

 予想される勢力は、2日午前6時時点で中心気圧990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速25メートル、最大瞬間風速35メートル。2日午後6時時点は中心気圧980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速30メートル、最大瞬間風速45メートルの見込みで北西側190キロ、南東側160キロが暴風警戒域。

米軍(JTWC)の見方は(※参考)

 米軍合同台風警報センター(JTWC)のサイトを調べてみると、 気象庁と同様に、台風18号は北東寄りに進み続け、日本から離れていくとみているようだ。中心付近の風の強さは10月2日午前3時時点で31メートルとみている。

予想される中心付近の風の強さ

10月2日午前3時:31メートル 10月2日午後3時:28メートル 10月3日午前3時:21メートル

「ロウキー」の名前の由来

 台風の名前は、「台風委員会」で各加盟国などが提案した名前が140個用意されており、発生した順につけられる。「ロウキー」の命名国はアメリカで、男性の名前に由来する。アルファベットではROKEとつづる。

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