オーラン・アライアンスがオープンRANサミット@Fyuzの主要トピック、2022年秋期グローバル・プラグフェスト、O-RANデモの新セットを発表

  • オーラン・アライアンスが開催するオープンRANサミット@Fyuz 2022の主要トピックを発表
  • 2022年秋期O-RANグローバル・プラグフェストをアジア、欧州、北米の6会場で開始
  • O-RAN仮想展示会にて新たに36件のO-RAN技術のデモを実施

独ボン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --オーラン・アライアンス:

オーラン・アライアンスが開催する2022年オープンRANサミット@Fyuzの主要トピック

オーラン・アライアンスとテレコム・インフラ・プロジェクトが支えるオープンRANサミット@Fyuzが、2022年10月25~26日にマドリードで開催されます。オーラン・アライアンスはこのイベントのメインパートナーとして、重要なトピックを議題に載せ、最も博識なスピーカーを招きます。

このイベントに参加して、最新のニュースや見解に触れてください。

  • オーラン・アライアンスとTIPの協力
  • 世界中の定評ある通信事業者がオープンRANの課題を克服し、導入を進めている方法を紹介
  • オープンRANのクラウド化の選択肢と現実
  • オープンRANの供給サイドの成果と課題、バリューチェーンの進化に関する洞察的知見
  • 多様な通信事業者のニーズに合わせた豊富なオープンRANの導入パス
  • オープンRANを成功させるために不可欠な試験と統合の方法
  • RANインテリジェントコントローラーの宣伝文句の背後にあるもの、力を与えられたエコシステムがカスタマイズされた通信事業者価値を提供する方法
  • その他の多様な分科会セッション

オープンRANサミット@Fyuzは、テーマを絞ったセッションと食の体験を組み合わせた魅力的な方法で準備されています。登録と詳細については、www.fyuz.eventsにアクセスしてください。

2022年秋期O-RANグローバル・プラグフェスト、アジア、欧州、北米の6会場で開始

オーラン・アライアンスのグローバル・プラグフェストは、よく組織化された試験と統合により、O-RANエコシステムの効率的な発展を実現する上で重要なプラットフォームとなっています。

今年で2回目となる2022年秋期O-RANグローバル・プラグフェストは、6会場で開始されました。現在、登録者数は80社・機関を超え、その多くが複数会場での参加を準備しています。

2022年秋期O-RANグローバル・プラグフェストは、今年12月に終了する予定です。オーランは、最終的な参加者リストを含む結果をO-RANプラグフェスト・バーチャル・ショーケースに追加する予定です。

2022年秋期O-RANグローバル・プラグフェストの構成は下記の通りです。

アジア:

  • KDDI、NTTドコモ、楽天モバイル、ソフトバンク、YRP、YRPCが主催するプラグフェスト・イン・ジャパンには現在、14組織が参加登録しています。これらはアンリツ、カルネックス・ソリューションズ、コムワース、DZS、HCLテクノロジーズ、IPインフュージョン、工業技術研究院(ITRI)、キーサイト・テクノロジーズ(是德科技)、ライトン(光宝科技)、マイタック・コンピューティング・テクノロジー(神達電脳)、NEC、SageRAN Technology(世炬網絡科技)、VIAVIソリューションズ、ウィンド・リバーです。
  • LGユープラスが韓国で主催するプラグフェストには現在、7組織が参加登録しています。これらはシエナ、デル・テクノロジーズ、ETRI、インノーワイヤレス、ジュニパーネットワークス、キーサイト・テクノロジーズ、ベトテル・ハイ・テクノロジー・インダストリーズです。
  • SKテレコムが韓国で主催するプラグフェストには現在、10組織が参加登録しています。これらにはETRI、インテル、HFR ネットワークス、ヒューレット・パッカード エンタープライズ、キーサイト・テクノロジーズ、ウィンド・リバーが含まれます。

欧州:

  • ドイツテレコム、EANTC、EURECOM、オレンジ、TIM、ボーダフォン、BTが主催する欧州合同O-RAN/TIPプラグフェストには現在、36組織が参加登録しています。これらにはアーナ・ネットワークス、アクセラン、ADVA Optical Networking、AMD、Analog Devices、アンリツ、アズコムテクノロジー、カルネックスソリューションズ、キャップジェミニ・エンジニアリング、デル・テクノロジーズ、DZS、富士通、HCLテクノロジー、ヒューレット・パッカード エンタープライズ、IPインフュージョン、ITRI、ジュニパーネットワークス、キーサイト・テクノロジーズ、ライトン、マベニア、MICAS、マイクロアンプ・ソリューションズ、NEC、Net AI、ノキア、オープン・バレー、プレシジョン・オプティカル・トランシーバーズ、レッドハット、リメド・ラブズ、ローデ・シュワルツ、SIAE MICROELETTRONICA、SOLiD、VIAVIソリューションズ、VoerEir、ウィンド・リバー、ヴイエムウェア、シーナ・ネットワークスが含まれます。

北米:

  • ケーブルラブズが北米で主催するプラグフェストには現在、6社が参加登録しています。これらはキャップジェミニ、富士通、ラディシス、ローデ・シュワルツ、サンウェーブ、VIAVIソリューションズです。
  • UNH-IOLが北米で主催するPocFest には現在、15社が参加登録しています。これらはアナログ・デバイセズ、アンリツ、DZS、富士通、インテル、IPインフュージョン、キーサイト・テクノロジーズ、ライトポイント、NEC、ローデ・シュワルツ、SOLiD、VIAVIソリューションズ、テレコム・エンジニアリング・センター、ボーダフォン、ウインド・リバーです。

O-RAN仮想展示会では、新たに36件のO-RAN技術のデモが行われる

オーラン・アライアンスの会員企業は、O-RANを基盤とした実装を進めています。

MWCラスベガスでは、1件のデモが会場で実施されます。

  • VIAVIソリューションズ、ローデ・シュワルツ、AMDは、AMDのリファレンスデザインO-RUのO-RAN オープンフロントホール(OFH)適合性と3GPPプレ適合性の検証の共同デモを実施します。AMD O-RUは、VIAVIの自動TM500 O-RUテスターのほか、R&S SMW200Aベクトル信号発生器、R&S FSVA3000スペクトラムアナライザー、R&S VSE信号分析ソフトウエアによって検証します。このデモは、機能、相互運用性、適合性、性能の試験など、テストベッド全体を単一制御点で管理する先進的な試験プランを示すものです。AMDのブース(W1.720)にてデモをご覧いただけます。

その他の新しいデモはO-RAN仮想展示会で間もなく紹介します。

新たに追加されたインテリジェントRANコントロールのデモは次の通りです。

  • エアホップとヴイエムウェアは、自動化とプログラム機能がPCIの衝突と混乱を効率的に検出・修復し、RANパフォーマンスを最適化する方法を実演します。この提案は、現在のRAN周波数のプランニング、衝突の緩和および最適化の手法(コストと時間がかかり、新しいサービス展開を遅らせ、既存サービスの性能を低下させる)に対する解決策です。
  • セルワイズとヴイエムウェアは、専用RANを含むあらゆるタイプのRAN導入に、プログラム機能をもたらす方法を実演します。例えば、ヴイエムウェアの集中型RICに搭載したセルワイズ製rAppで、EN-DCアンカーを最適化し、専用RANの周波数帯使用を最大化して、収益化につながる性能向上を実現する方法を紹介します。
  • コヒヤーとヴイエムウェアは、通信事業者がRANのプログラム機能を使い、アンテナ、無線装置、機器に一切の変更を加えることなく、モバイル帯域幅を倍増させる方法を実演します。ヴイエムウェアの分散型RICで強化したコヒヤーのスペクトラム・マルチプライヤーxAppにより、サービスプロバイダーは携帯電話やインフラに高額な変更を行うことなく、地方でブロードバンドを有効に運用できます。
  • エリクソンは、CSPがSMOとrAppによって顧客体験を向上させる方法を実演します。EIAP(エリクソンインテリジェントオートメーションプラットフォーム)上で動作するEricsson FLM(周波数レイヤーマネジャー)rAppは、4G/5G RAN導入における複雑なトラフィック負荷分散を管理します。最高の顧客体験を提供するために、ネットワークを自動的に設定し、運営コストを削減し、周波数帯使用を最適化します。
  • グラウンドホッグは、RAN最適化、VIPケア、次世代ネットワーク展開戦略など、移動体通信事業者が現在直面している数多くの課題を検出・軽減するクラウドネイティブなジオロケーションソリューションであるCovMo™を使用してO-CLOUDとインテリジェントRAN制御を実演します。優れた精度と地理的KPIを組み合わせたCovMo™は、加入者が体験するQoSに関する極めて重要な洞察的知見をインテリジェントに提供します。
  • インベンテック(英業達)とNYCUは、システム統合の観点から5G垂直エコシステムを問題なくアップグレードすることでデジタルツインを実現するための第一歩として、O-RAN SMOを工場や学術分野と統合する方法を紹介します。
  • NYCUは、台湾における学術的な5G O-RANフィールドとSMO/xAPPの検証プラットフォームの実演を行います。これは、5G O-RANプライベートネットワークのためのAIアルゴリズムの強化、B5G技術の開発、トレーニング、使用例、B5G/6G研究、PoCアプリケーションの実装、ISO 17025規格に基づく第三者検証のために構築されたものです。
  • Polteとヴイエムウェアは、RANプログラム機能を活用して、正確なサブメーター単位でUEのポジショニングを行う方法を実演します。GPSやWi-Fiではなく、セルラーを主要技術として使い、ヴイエムウェアの準リアルタイムRICの力を活用したPolteのxAppは、IoT資産トラッカーのコストを低減し、バッテリー駆動時間を延ばしながら、屋内外でのグローバルな位置情報を提供します。
  • VIAVIは、無線環境の異常がデータスループットに悪影響を与えた後でUEのユーザー体験(立ち止まり、歩行、運転)を改善するために、複数のxAppを連携させる方法を実演します。
  • ヴイエムウェアとインテルは、xApp パートナーがヴイエムウェアの分散型RIC のコードに統合された Intel FlexRAN E2SM-KPM と E2SM-RC のライブラリーを使用して、セクター内に分散した一連の UE のパフォーマンスを監視・制御・最適化することが簡単であることを実証します。

新たに追加されたオープンRANのデモは次の通りです。

  • アンリツは、O-RANオープンフロントホールの適合性試験を実演します。O-RUの送受信機の特性を、アンリツの信号アナライザーと信号発生器で試験します。このデモは、オープンRANの導入と拡張を加速するために、確実かつ効率的に指定された試験やその他の現実的な試験シナリオを実行するための方法を明瞭に示すものです。
  • ArrayCommは、低消費電力の柔軟な5Gカバレッジソリューションである同社の5G分散型スモールセルを紹介します。ホワイトボックスのBBU、フロントホールゲートウェイ、O-RUで構成されています。BBUは2つのFHGW接続をサポートし、各FHGWは最大12個のO-RU接続をサポートします。5G SA E2Eのデモでは、BBU、FHGW、O-RUを1:2:2でネットワーク化し、アップリンクの高スループットを測定することで高い性能と安定性の試験を示します。
  • ArrayCommは、マーベル製プラットフォームのホワイトボックス基地局を基盤にした5G分散型スモールセルのE2E機能を実演します。O-RAN Option7.2x eCPRI FronthaulインターフェースとSCF FAPIが使用された本ホワイトボックス基地局は、キャパシティーカバレッジを改善するシナリオで広く利用できるほか、クラウドRANとして容易に展開できます。
  • アズコム・テクノロジーは、O-RANベースのマルチRAT 5G RUリファレンスデザインとなるAZR-5000 RUを紹介します。このリファレンスデザインは、初期の5Gネットワークのフィールドトライアルやインテグレーションに利用することも可能です。
  • CIG、アクションテック、キーサイト・テクノロジーズは、オーラン・アライアンスのプラグフェストに参加し、CIG製O-RUとキーサイト製O-DUエミュレーターの間でオープンフロトホール機能を実演しました。
  • ディープシグは、O-RAN O-DUのエネルギー効率を改善しながら5Gアップリンクの容量とスループットを向上させるOmniPHY-5Gニューラルレシーバーソフトウエアの実演を実施します。このデモでは、商用無線管理UEとRIC xAppを使用して、主要なエアインターフェースのKPIと性能を向上させるためのオンライントレーニングを提供します。
  • インフォシスは、同社のプライベート5G向けO-RANソリューションのアーキテクチャー、統合、キーサイトのエミュレーションUEによるエンドツーエンド試験、企業向けインダストリー4.0使用例のオンボーディングを実演します。
  • IS-Wirelessは、ニュートラルホストの形でサポートされるマルチMNOのシナリオを紹介します。このエンドツーエンドのオープンRANネットワークは、コンテナとして自動化された方法であらゆるクラウド上に展開可能で、Open Fronthaul Split 7.2x と3GPP split 2の両方をサポートしています。
  • GDCNiは、O-RANベースの分散型ソリューションと導入モデルを実演し、O-RANオープンインターフェースを使用して複数のベンダーとの相互運用性を達成してみせます。GDCNiのエコシステムは、種々の柔軟な機能と導入オプション(RU、DU、RU+DU、CU+RU+DU、CU+DU+RU+5GC)を含んでおり、顧客の異なる要求を満たすE2E製品ソリューションを実現します。
  • キーサイト・テクノロジーズとシスコは、オープンRAN分散ユニット(O-DU)と オープンRAN無線ユニット(O-RU)のエミュレーション(IxNetwork / Novus)から成る O-RAN Xhaul トランスポートネットワーク試験ソリューションの実演を行い、SRv6 uSIDベースのトランスポートネットワーク要素の性能を検証し、O-LAN WG9(Open X-haulトランスポートワークグループ)で指定された実環境でのフロントホールトラフィックの遅延特性についてのベンチマーク試験を実施します。これにより、ロバストなXhaulトランスポートインフラによる5Gの成功が実現します。
  • キーサイト・テクノロジーズは、ネットワークエミュレーター3による5G導入準備試験を紹介します。オープンRAN分散ユニット(O-DU)とオープンRAN無線ユニット(O-RU)から成るO-RANの導入は、遅延、遅延変動、タイミングの厳しい制約に適合することが要求されます。キーサイトのネットワークエミュレーター3は、実環境のネットワーク動作を再現し、O-RAN適合性と相互運用性の試験に使用され、準最適なネットワーク条件下でのアプリケーションの安定性、SLA、性能を検証します。
  • キーサイト・テクノロジーズは、O-RUシステムオンチップ(SoC)設計に特化したエミュレーションのプレシリコン試験ソリューションであるIxVerify 5G O-RANを紹介します。O-RANに準拠したテスト・スティミュラスをエミュレートされたO-RU設計に送ることができるため、導入後の実際のシナリオにマッチしたビームフォーミング、プリコーディング、復元、iFFTブロックと充実した試験を確実に実現できます。
  • キーサイト・テクノロジーズとユタ大学は、キーサイトのRICtest O-RAN準リアルタイムRIC試験ソフトウエアをユタ大学の「サービスとしてのラボ」自動化フレームワークであるPOWDERに統合しました。この統合により、O-RAN試験のための強力なクラウドネイティブプラットフォームが実現し、O-RAN準リアルタイムRICとxAppの自動型、オンデマンド、ワークフロー駆動型の試験と検証をサポートします。
  • レノボは、機械学習ベースのソリューションをサポートするプロジェクト設計と実験のための現実的なテストベッド環境を提供します。このエミュレーションプラットフォームは、Mininet-WiFiエミュレーターを使用して、O-RANのアーキテクチャーと仕様に従った準リアルタイムRICにKPIを提供します。
  • ライオンズ(莱昂仕)は、オープンフロントホールの適合性とパフォーマンスの仕様を使用して、サードパーティーRAN(O-DU/O-CU)とのO-RU連携動作を紹介します。5つの使用例の実演を行います。2つのケースは、CUS-PlaneをカバーするO-RU/オープンフロントホールの場合です。他の3つのケースは、異なるセルロケーションで、商用5Gコアネットワークに接続して、移動UEの条件下でO-RANのエンドツーエンドのカバリングパフォーマンスを試験するものです。
  • Picocomは同社のPC802 SoC、ボード、PHYソフトウエア、さらにはラディシスのConnect RAN 5Gスタックソフトウエアにより、O-RAN split 7.2アーキテクチャーの相互運用性マイルストーンの実演を行います。PicocomのシリコンはO-DUとO-RUの両方を搭載しており、このエンドツーエンドのデモではO-RANオープンフロントホールインターフェースで接続されています。
  • HTCの新しい子会社であるReignは、モバイル・ワールド・コングレスにおいて、ポータブル5Gプライベートネットワークソリューション(REIGN CORE)を用いて、オープンRANスタックとオープンインターフェースを実演します。このデモで体験いただけるのは、同じ5Gプライベートネットワーク上での自動車の遠隔運転、AIベースの5Gセキュリティーカメラシステム、HTC VIVE Focus 3へのクラウドVRストリーミングなどの規模縮小例です。第二部は、VIAVIの試験装置を使用してのO-RAN E2E試験仕様(O-RAN.TIFG.E2E-Test)の結果検証です。
  • SageRANは、x86プラットフォームとFPGAアクセラレーターカードを基盤にした完全なO-RANホワイトボックススモールセルソリューションを実演し、MIMOとすべての4T4Rをサポートする屋内セル向けのホワイトボックスハードウエアを使用したスタンドアロンのエンドツーエンドの使用例を紹介します。
  • VIAVIソリューションズは、適合性試験を補完する形で、実際のO-RUを用いてO-RANオープンフロントホール性能試験の実演を行います。VIAVIのTM500 O-RU テスターとTMLite UEエミュレーターを併用し、お客さまのO-RUを3GPP物理層上で検証し、O-RUから最高のパフォーマンスが得られることを実証します。これにより、実際のO-DUとの統合や、後の段階でのエンドツーエンド試験の成功率が大幅に向上します。
  • ベトテルは、大規模MIMO 32T32Rと呼ばれる次世代型5Gに向けた最新O-RANを実演します。このデモでは、ベトテルの5G NSA gNodeBを使用して5G商用UEのOTA試験を行います。このgNodeBは、ベトテル製屋外マクロO-RU 32T32Rと統合したインテル製X86 COTSサーバーで動作し、すべてO-RANカテゴリーBアーキテクチャーで構築されています。UEスピードテストでは、ダウンリンクで1066 Mbps (4レイヤー)、アップリンクで60.8 Mbps (1レイヤー)を記録しています。
  • ベトテルは、O-RANオープンフロントホールを基盤としたエンドツーエンドのマクロ8T8Rシステムを紹介します。この統合システムは、商用UE/SIMカード、ベトテルの公衆ネットワーク、VIAVIのUEエミュレーターで検証されており、SU-MIMO 4T4Rを下り最大1.7Gbps、上り最大150Mbpsでサポートしています。
  • ベトテルは、同社の5G NSA gNodeBを搭載した5G商用UEを紹介します。これは、同じインテル製x86サーバー上でベトテルのCU/DUソフトウエアを実行するもので、ベトテルのマクロO-RUと統合されており、すべてO-RAN IP/UDPアーキテクチャーで構築されています。O-DUとO-RUは、トランスポートネットワークで接続されています。これは、ベトテルのC-RANソリューションにとって第一歩となるものです。
  • ウインド・リバーは、O-RAN O2インターフェースを介して、SMOによる分散型クラウドへのCNFオーケストレーションを実演します。SMOとして動作するウインド・リバー・スタジオ・コンダクター(Wind River Studio Conductor)は、O-RAN O2インターフェースを介した分散型クラウドであるウインド・リバー・スタジオ・クラウド・プラットフォーム(Wind River Studio Cloud Platform)と通信します。
  • ウィウィン(緯穎科技)は、インテルおよびWNCと協力して、AOI/AMRアプリケーションに5Gの利点をもたらし、工場自動化の弱点を解決しています。Wiwynn EP100上で動作するウィウィン製のO-RANベース5G SA Sub-6 O-DU/O-CUソリューションは、O-DU/O-CUの要件を満たし、設定作業を軽減するものです。
  • WNCは、NGバックホール、F1ミッドホール、10GbE eCPRIフロントホールをサポートするウィウィン製x86サーバー上で動作するO-CU/O-DUを備えたO-RANエンドツーエンドシステムを実演します。O-RUはSub-6屋内ピコセル(4T4R、チャンネル当り24dBmの出力)です。同システムは第3回O-RANプラグフェストの相互運用性試験に合格し、台湾の大手通信事業者が所有する5Gプライベートネットワークに導入されているところです。

オーラン・アライアンスについて

オーラン・アライアンスは、無線アクセスネットワーク(RAN)分野における320を超える組織のモバイル通信事業者、ベンダー、研究・学術機関から成る世界規模のコミュニティーです。RANはあらゆるモバイルネットワークの必須要素となっており、オーラン・アライアンスの使命は当業界を作り替え、インテリジェンス性とオープン性を高め、仮想化を進め、真に相互運用可能なモバイルネットワークを実現することにあります。新しいO-RAN仕様により、ユーザー体験を改善するための革新が迅速化され、より競争力と活力のあるRANサプライヤーエコシステムが実現します。また同時にO-RANを基盤とするモバイルネットワークにより、モバイル通信事業者によるRANの導入と運用の効率が改善します。これを達成するため、オーラン・アライアンスは新たなRAN仕様を公表し、RAN向けオープンソフトウエアをリリースするとともに、会員組織によるこれらの導入のインテグレーション活動と試験を支えています。

詳細情報については、www.o-ran.orgをご覧ください。

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Zbynek Dalecky
pr@o-ran.org
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