森七菜&出口夏希主演「舞妓さんちのまかないさん」は「すごくおなかのすく作品!」

Netflix主催のグローバルファンイベント「TUDUM Japan」が9月25日に開催され、2023年1月12日に配信されるNetflixシリーズ「舞妓さんちのまかないさん」のトークショーが行われ、ダブル主演を務める森七菜と出口夏希が舞台に登場した。

本作は、“まかない飯”を作る少女・キヨと舞妓・すみれを通して京都・花街の日常を描く、大人気コミックのドラマ化作品。是枝裕和氏が総合演出を担当し、フードスタイリストの飯島奈美氏がおいしそうな料理の数々を手掛けている。

舞台に登壇した森は「すごくおなかのすく作品になっているので、皆さんもぜひおなかをすかせていただければと思います」、出口は「本当においしい料理と、舞妓さんを支えてくれる人たちの温かいお話になっているので、その魅力が伝わればうれしいです」と作品をアピール。

おいしい料理を作るため、森はかなり練習を積んだそうで、「揚げ浸しに使うナスの飾り切りは本当に難しくて、何回も練習して本番の時に奇麗に切れたんです。その時は、カットとなってモニターまで行く道がまるで花道のようになって、現場のみんなに拍手されて褒めていただきました。今でも家族に自慢していて、家で飾り切りをやっています」と明かし、包丁さばきの腕前を家族に披露しているそう。ドラマの中では食べる役回りの出口は、「ドラマでも普段も、基本食べる係なんですけど、親子丼がトロトロで本当においしかったんです。だから、七菜ちゃんに教えてもらいたいです」と劇中の料理のおいしさを語った。

一番の思い出を聞かれると、出口は「私の舞妓デビューとなる見世出しのシーンです。みんなに見守られて送り出されるシーンが、本当に感動的で今でも覚えています。演じたすみれもなんですが、私自身も成長していった作品だったので、自分のことのように感激しました」と回想。森も同じシーンを挙げ、「夏希ちゃんはずっと着物を着ていて、私は普段着でやっていたのが本当に心苦しかったんですよ。しかも食べるシーンもすごく少なくて…私と是枝監督はいろんなものを『おいしいね』と言いながら食べていたのに。だから、見世出しのシーンは感動しました。すみれちゃんと夏希ちゃんの親友のようになれた、その期間が思い出です」とコメント。

イベント終了後は2人で何を食べに行こうかと相談していたようで、2人の仲のよさがほほ笑ましいトークショーとなった。

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