〔諏訪之瀬島〕噴火警戒レベル3(入山規制)に引き上げ(9/28)

福岡管区気象台・鹿児島地方気象台は、28日22:50、諏訪之瀬島の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引上げる噴火警報(火口周辺)を発表しました。
同気象台によると、諏訪之瀬島の御岳火口では、26日から爆発が増加して噴火活動が活発化し、24日から28日までの5日間で25回発生している模様です。
同気象台は、諏訪之瀬島で噴火活動が活発となっていることから、御岳火口中心から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う大きな噴石に警戒するよう呼びかけています。

■防災上の警戒・注意事項
【警戒】
・御岳火口中心から概ね2km:噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石
【注意】
・風下側:降灰、風の影響を受ける小さな噴石

■対象市町村
・鹿児島県:十島村

◆用語解説
・噴火警戒レベル
 火山活動の状況に応じて警戒が必要な範囲や、とるべき防災対応を以下の5段階に区分して発表する指標で、避難や規制の対象地域は、地域の状況や火山活動状況により異なる。
・レベル5(避難):危険な居住地域からの避難等が必要。
・レベル4(高齢者等避難):警戒が必要な居住地域での高齢者等の要配慮者の避難、住民の避難の準備等が必要。
●レベル3(入山規制):登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。【現在の諏訪之瀬島の噴火警戒レベル】
・レベル2(火口周辺規制):火口周辺への立入規制等。
・レベル1(活火山であることに留意):状況に応じて火口内への立入規制等。

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