
【ソウル共同】ハリス米副大統領は29日、就任後初めて韓国を訪問した。聯合ニュースが伝えた。尹錫悦大統領と会談し、核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮抑止を狙い韓国防衛への決意を示す。北朝鮮は25、28日に弾道ミサイルを発射しており、米韓両国はさらなる挑発を警戒。7回目となる核実験強行も懸念され、米韓同盟の結束を強調する。日米韓3カ国の連携強化も確認する。
ハリス氏は29日午後には南北の軍事境界線がある板門店で非武装地帯(DMZ)を視察。中国が軍事圧力を強める台湾情勢についても協議するとみられる。
米副大統領がDMZを訪れるのは、2017年以来。