ガーディアンズがサヨナラ勝利 レイズは復帰のグラスノーが3回1失点

【レイズ1-2xガーディアンズ】延長10回タイブレーク@プログレッシブ・フィールド

ガーディアンズは延長10回裏にアメッド・ロサリオのタイムリーでレイズとの投手戦を2対1で勝利。直近10試合で8勝2敗と好調をキープしている。タイブレークの10回表を無失点で抑えたガーディアンズ5番手のジェームス・カリンチャックが2勝目(0敗)をマーク。レイズ8番手のハビー・ゲラに今季初黒星(2勝)が記録されている。

レイズは右肘の故障でトミー・ジョン手術を受け、昨年6月から戦列を離れていたタイラー・グラスノーが先発投手として約1年3か月ぶりの復帰登板。3回50球を投げて被安打2、与四球1、奪三振3、失点1で、球速も最速99マイル(約159キロ)を記録するなどまずまずの内容でマウンドを降りた。援護したいレイズ打線だったが、得点は2回表にクリスチャン・ベタンコートのタイムリーで生まれた1点のみ。試合は両チームの安定したリリーフ陣による投手戦となったが、最後はタイブレークをガーディアンズが制した。

グラスノーは昨年8月に受けた手術時点で2022年シーズンの全休が見込まれていたが、リハビリが順調に進み早期復帰に成功。今季大黒柱の活躍を見せていた2年目左腕のシェーン・マクラナハンが9月の防御率5.79と調子を落としているだけに、ポストシーズンの経験も豊富な右腕の復帰はレイズにとって心強いニュースとなりそうだ。

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