子どもに人気「ミニ一円電車」のけん引車、リアルさ追求 リニューアルはバランス重視 朝来

リニューアルされたけん引車(手前)。右側が以前の気動車=朝来市朝来庁舎

 兵庫県朝来市観光協会の朝来支部(大久保義一会長)は、乗車体験が子どもたちに人気の鉄道模型「動くミニ一円電車」のけん引車をリニューアルした。23~25日に朝来市生野町で開かれた「生野銀谷まち歩き」の最終日にデビューした。

 一円電車はかつて明延鉱山(養父市)と神子畑選鉱場(朝来市)を結び、鉱石や旅客を運んでいた。

 ミニ一円電車は、2010年の製作。子どもらを乗せた客車2両とけん引車の編成で、イベントの会場などで走ってきた。ただ、けん引車が客車に比べて小さく、見た目のバランスが悪かった。けん引車のパンタグラフが傷んでいたこともあり、日本遺産「銀の馬車道・鉱石の道」が今年で認定5周年を迎えたことに合わせ、同市の助成も受けて従来よりリアルな車両を製造した。

 新しいけん引車は全長1メートル、高さ、幅30センチで鉄製。従来の車両より長さで28センチ大きくしているほか、色を明るい青にしたり、側面の形を実物に近づけたりしている。

 生野町に続いて、11月3日の「朝来ふれあい元気まつり」や同12日の「但馬まるごと感動市・食の祭典inあさご」で運行が予定されている。(小日向務)

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