久間田琳加主演「青春シンデレラ」に本田響矢、水谷果穂、箭内夢菜が出演

久間田琳加が主演を務め、ABCテレビとテレビ神奈川ほかで10月にスタートするドラマ+「青春シンデレラ」(ABCテレビ=10月16日スタート 日曜深夜0:25。テレビ神奈川=10月17日スタート 月曜深夜1:30)で、主人公を取り巻くキャラクターを本田響矢、水谷果穂、箭内夢菜が演じることが決定。久間田&本田の2ショットビジュアルも公開された。

ドラマは、集英社が運営する電子漫画アプリ・マンガMeeで7000万ビューを記録した、夕のぞむ氏の同名コミックを実写化。12年前にタイムスリップした女性が、17歳の高校生としてみじめな初恋に決着をつける、キラキラした青春ドラマながら、大人女子の共感も呼ぶタイムスリップ・ラブストーリーだ。

物語の始まりは現在。高校時代、初恋のクラスメイト・長谷川颯真(本田)に、「告白するなら、外見くらいなんとかしろよ」と、悲惨なふられ方をしてから12年。ゆっくり、少しずつ、心の傷を癒しながら努力を重ね、ビューティーコンサルタント(美容部員)として洗練された外見と確かなスキルを身につけた29歳の主人公・萩野紫苑(久間田)は、恋とは無縁ながらも好きな仕事に就き、充実の日々を送っていた。ところが、ある合コンへの参加をきっかけに、乗り越えたと思っていた男性や恋愛、そして外見に対するネガティブな感情が一気にフラッシュバック。過去のトラウマに引き寄せられるように時間まで逆戻りしてしまった紫苑は、中身は29歳のまま17歳の高校生となり、初恋の相手と再会を果たしてしまう。優れたメーク力を手にした17歳の紫苑は、12年前とは違う時間を歩み始めるが…!?

本田が演じる長谷川は、本ドラマの肝となる胸キュン担当。紫苑が忘れようにも忘れられない最悪の初恋相手で、時間軸をさかのぼり、中身が29歳の紫苑が12年越しに再会してもなおあらがえない、クールな17歳の高校生だ。登場時には、すべての女子を敵に回すような、「告白するなら、外見くらいなんとかしろよ」の衝撃発言を繰り出すが、実は自分の本音をうまく表現でき、ないナイーブで繊細な17歳の男子らしい素顔がある。

本作への出演について、本田は「原作は『はかなくも美しく』という印象を受けました。紫苑をはじめ、一人一人のキャラクターの過去への思いが深く、タイムスリップしたからこそ紡がれる関係性にとてもひかれました。また、(演じる)長谷川颯真くんへの印象は、『クールかつ、マイペースでかわいいところもあるツンデレで不器用な男の子』という印象でした。クールな部分が目立つと思いますが、時折見せる優しさや、素の表情にとても魅力を感じました」と原作の印象と、演じるキャラクターの魅力を語った。

ドラマの内容にちなんで、自身がタイムスリップしてやり直したいと思うことは、「僕は、高校生に戻って青春をもう一度経験したいです! 部活動の剣道部がかなりきつくて、当時は毎日が大変だと思っていたのですが、今となってはとても大切な時間であり、かけがえのない思い出です」と答え、共演する久間田の印象に関しては「衣装合わせの日にお会いして、その後、本読みを一緒にさせていただいたのですが、お芝居に対して真っすぐで、実直な心(しん)のある方だという印象でした。また、久間田さんをひと目見て『紫苑だ!』と思いました(笑)。まだ撮影中なので、今後変化していく紫苑との日々がとても楽しみです」と期待を寄せた。

さらに、本作では、恋愛と並んで、紫苑を取り巻く女同士の友情も丁寧に描かれる。29歳になっても変わらぬ高校時代からの一番の親友とは、恋か友情かという、青春永遠のテーマをめぐって衝突したり、絆を深めたり。また、紫苑のタイムスリップに関わる謎の女性も登場し、紫苑が置かれた環境を立体的に浮かび上がらせていく。

そんなドラマの世界観を支える屋台骨的役どころを演じるのが、水谷と箭内。2人とも主演の久間田同様、29歳と17歳の演じ分けに挑みながら、現在と過去を舞台に、女性同士が織り成す心の機微を細やかに紡いでいく。

紫苑の一番の友達で天真らんまんな平成ギャルの秋山美月を演じる水谷は「素直な性格がとてもかわいらしく、甘え上手な女の子だなと思いました! でも寂しがり屋な一面や、無邪気さゆえに誤解されるような行動を取ることもあり、その危うさが魅力に感じました。いろいろな面を丁寧に演じて、危ういけど憎めない女の子にしたいです」と演じるキャラクターを分析。

また、「なるべくならタイムスリップしたくないですが、強いて言うなら小学生の頃に戻って日焼け止めを塗りたいです。日焼けをすればするほど、かっこいいと思っている子どもだったので、肌へのダメージについて教えてあげたいです」と女性らしい思いを口にし、共演の久間田については「優しくてかわいくて、一瞬で大好きになりました!(笑)。紫苑の素朴さや心の奇麗さと重なる部分も多く、紫苑と美月のように自然体でいられる環境を作ってくれています。撮影が続く日々で大変だと思いますが、最後まで乗り切れるように、支え合って一緒に頑張りたいです!」と信頼を寄せ、意気込みを表した。

紫苑のタイムスリップに関わる謎の女の子・伊藤香役の箭内は「ミステリアスな印象があり、不器用だけど友達思いで真っすぐなところに魅力を感じます」と役柄に触れ、自身がタイムスリップしてやり直したいと思うことは、「高校受験が終わり、あとは残りの中学3年生を楽しむだけ! という、一番楽しい時期にもう一度戻りたいです」と語った。

久間田の印象に関しては、「琳加ちゃんとは同じ雑誌で一緒だった時から、とても明るくて笑顔がかわいく元気なイメージです。今回の役では地味な頃の紫苑、イメチェンした後の紫苑を演じられていて、その二面性にとても魅力を感じます」と称賛。そして、「現役学生の方も! 大人の方も! 皆さんで青春を感じ、キュンキュン、ドキドキできるドラマになっています! 見どころ満載です。ぜひぜひお楽しみに!」とドラマをアピールしている。

多彩な共演者が発表され、久間田は「劇中の長谷川くんはクールな印象が強いですが、撮影の休憩中にお話する本田さんはとても気さくな方なので、長谷川くんのギャップの部分を見ている気持ちになります」と明かし、水谷に対しては「美月のようにふわっと柔らかい雰囲気のある方で、話せば話すほど、天然な水谷さんの姿を見ることができ、会うたびにいつも元気をもらっています」とコメント。箭内には「夢菜ちゃんとは以前、『Seventeen』の同期として一緒に撮影する機会も多かったので、こうしてドラマでまた会うことができてとてもうれしいです。同い年なのでとても心強いです!」と共演を喜んでいる。

長谷川の友人・佐原役には若林時英、紫苑に何かとちょっかいをかけるチャラ男・海野役には島村龍乃介、メーク
をした紫苑を見て彼女に興味を持つギャル・かず実役には岬あかりが決定している。

なお、ドラマは、TVer、GYAO!で見逃し配信を予定している。

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