[4]昔も今も・・時代を超えて私の子育ての頼みの綱は本でした。~本と、わたし。~

前回の記事「[3]赤ちゃんグッズが少なかったあの頃・・でもママは女優?!読み聞かせは演劇部の本領発揮!~夜泣きと絵本~」

こんにちは、2児のアラフォー母【めんつよまま】です。

子どもたちと過ごした怒涛の日々を振り返ります!

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長男が生まれたばかりの頃の20年前は、当然スマホはありません。便利な電子書籍も、ありません。

わたしは筋金入りの「本好き」でした。今でも勿論大好きです。

20年前の本棚を思い出します。

名付け本、妊娠出産ママさん向け雑誌、育児本、教育本、子育てエッセイ・・・妊娠・出産・育児にまつわる小説に漫画まで、ありとあらゆる本を集めました。
ずらりと並んだ育児関係の本だけが、わたしの頼みの綱でした。

子育てで分からないことは実母や義母に聞けば良かったのですが、当時はなぜだか「聞いたら負け、手伝ってもらったら負け、泣き入ったら負け・・・」と、意固地になっていて・・・。
どうしても家族に対して、なかなか素直になれなかったのです。
当時の夫に対してはそんなことはなく、甘えることもできたのですが、何故か年長者の家族に対してのみ、意地っ張りモードが発動していました。

ちなみに、20年前、実母、実祖父と同居していたので、助けの手は幾らでもありました。周りは人生のベテラン揃い、なんという恵まれた環境だったのでしょうか・・・しかし、当時のわたしは・・・反抗期真っ最中の21歳ヤンママでしたので!(涙)
自分からSOSを出すことは、ほとんどしませんでした・・・。
いま思うと、とても信じられないことです。(助けてもらえるならナンボでも助けてもらいなさい!!無駄な意地はるな!と、20年後の未来から、叫んでしまいます泣)

その当時、実母も義母も、なんと40代!!40代にして孫を持つ、ヤングなおばあちゃんだったので・・・それはもう圧倒されたものです。

義母、実母の共通点は声が大きい、マシンガントーク大好き。元気なおばあちゃんたちに、21歳の新米ママが到底太刀打ちできるわけがありません(涙)

育児をしていくなかで聞きたいことや、分からないことはもちろんたくさんありましたが、
なにかひとつでも聞こうものなら、その10倍の返事が返ってきます。
とにかく勢いと、パワーと、圧がものすごいので、産後でボロボロのわたしには、刺激が強すぎて、きついものがありました。

若さゆえの意地もあり、おばあちゃんたちに頼ることなく頑張るために、あらゆる本に手を出しました。結果、たくさんの本に囲まれて暮らすことになりました。

実際のところ、育児本に助けられたのも事実です。
我が子がなぜ泣いているのかも分からない、右も左も分からない、どうするのが最善かも分からない・・・

インターネットもそこまで普及していない時代に、身近にある本だけが、わたしにとって信頼できる唯一の情報でした。

わたしは昔から、本で調べる、という作業がとても好きだったんですね。辞書を引くことが大好き。知らないことを知るというロマンがあります。

本の中に全ての答えが詰まっているような気がして安心していましたが、育児本をめくっても、答えが見つからない事態も、たくさん起きました。
子どもは、想像もつかないことをするものです。

それらの育児本たちも、今ではほとんど処分してしまい、わたしの本棚もだいぶ様変わりしました。

懐かしい1番の思い出は、育児日記ですね!

子育て雑誌の付録についてきた「育児日記」に、日々のあれこれを綴りました。
わたしは育児日記を書くのも大好きでした!

夜泣きやミルクの回数、オムツがえの回数まで、寝る時間もろくになかったのに、よくここまで細かく書き留めたものだな・・・と思います。

育児日記も、今時のママさんたちは皆さんアプリで書いているのでしょうか。

時代の流れを感じますね!

続きます。

めんつよまま
横浜生まれ。成人済み長男と肢体不自由児次男を持つ、メンタル強めアラフォーママ。シングルマザー、のちに再婚

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