崎陽軒が「復刻版シウマイ弁当」3千個限定販売 初代の掛け紙やおかず再現 魚はぶりの照り焼き

店舗・数量限定の完全予約制で販売する「復刻版シウマイ弁当」

 崎陽軒(横浜市西区)は10月12~14日、初代シウマイ弁当の掛け紙のデザインや、当時のおかずで再現した「復刻版シウマイ弁当」を店舗・数量限定の完全予約制で販売する。

 鉄道開業150年の鉄道記念日(同14日)に合わせ、日本鉄道構内営業中央会(野並直文会長)と会員駅弁業者31社、横浜開港資料館がコラボレーションした企画の一環。北海道から九州まで全34種類の「復刻駅弁」を各社が販売する。

 崎陽軒は、掛け紙に初代シウマイ弁当(1954年発売)のデザインを採用し、ぶりの照り焼きやエビフライなど当時のおかずを入れた。3千個限定で1050円。同3日から同社公式サイトで予約を受け付ける。

 また、神奈川県内では大船軒(大船駅)、東華軒(小田原駅)も企画に参加している。各社の「復刻駅弁」には、鉄道開業前夜の錦絵「横浜海上蒸気車鉄道之図」デザインのミニクリアファイルが付属する。

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